ソニーは2日、フロントサラウンドシステム「HT-CT500」、シアタースタンドシステム「RHT-G550」「RHT-G950」「RHT-G1550」を発表した。発売は、HT-CT500とRHTG550が6月25日、RHT-G950/G1550が4月24日。価格はオープンで、市場価格は、HT-CT500が6万円前後、RHT-G550が8万円前後、RHT-G950が11万円前後、RHT-G1550が15万円前後と予想される。
HT-CT500は、1つのキャビネットに納められた、フロント/センターのスピーカーに、サブウーファーを加えた3.1ch構成のフロントサラウンドシステム。フロント/センタースピーカーを、同日発表されたブラビアの新モデル「KDL-40W5」「KDL-46W5」「KDL-40F5」「KDL-46F5」のスタンドに装着することで、テレビと一体化した、すっきりとしたセッティングが可能となっている。また、昨年春に発売された、壁寄せスタンド「SU-FL71M」(4万9,350円)にも取り付けることができる。
フロントサラウンドには、「S-Force PROフロントサラウンドシステム」を採用。ドルビ ーTrueHDやDTS-HDなどといった、BDのサウンドフォーマットにも対応する。搭載されているアンプは、フロント/センター/サブウーファーとも、実用最大出力100Wのフルデジタルアンプ(S-Master)。HDMI入力端子は3系統装備し、アップスケーラーも搭載される。
シアタースタンドシステムRHT-G550/G950/1550は、RHT-G550が32V-40V型、RHT-G950が32V-46V型、RHT-G1550が40V-55V型に対応したサイズのラックにサラウンドシステムを組み込んだ製品。RHT-G550は3.1chシステムで、他の2モデルはフロント5.1chシステムを採用する。
サラウンドには、HT-CT500と同様に、S-Force PROフロントサラウンドを採用。アンプもフルデジタルのS-Masterを採用する。実用最大出力は、RHT-G550がフロント/センターが、70Wでサブウーファーが120W、RHT-G950がフロント/センター/サラウンドの各チャンネルが70Wで、サブウーファーが120W、RHT-G1550は、フロント/サラウンドのチャンネルが各80W、センターが100W、サブウーファーが130Wとなっている。3モデルとも、HDMI入力は3系統。
HT-CT500/RHT-G550/G950/G1550は、すべてのモデルで、ブラビアリンクに対応しており、ブラビア側のリモコンで、シアターボタンを押すだけで、音声がサラウンドシステム側に切り替わる。また、番組情報にあわせてサウンドフィールドを自動切り替えする「オートジャンルセレクター」も装備される。
リアル5.1chのフロントサラウンドも選べるシアタースタンドシステム |
主な仕様 | ||
---|---|---|
型名 | サイズ | 質量 |
HT-CT500 | サテライトスピーカー:約857(W)×90(H)×51(D)mm サブウーファー:約212(W)×374(H)×364(D)mm |
サテライトスピーカー:約1.9kg/サブウーファー0約9.1kg |
RHT-G550 | 約1000(W)×480(H)×400(D)mm | 約38kg |
RHT-G950 | 約1115(W)×500(H)×400(D)mm | 約49kg |
RHT-G1550 | 約1550(W)×400(H)×400(D)mm | 約53kg |