お風呂排水溝のカバーで長方形はない【3つの代替え案】
お風呂排水溝用の市販のカバーで丸型はよくありますが、長方形は全く見当たりません。
そもそもカバーが欲しい目的は何ですか?
自分がカバーを欲しい理由と目的を改めてはっきりさせ、その目的に従って代替案を選んでいきましょう。
【目的1|髪の毛をキャッチ】
髪の毛やホコリをお風呂の排水口から流したくないので、何かキャッチするものが欲しい場合。
排水口の目皿の穴が大きいと、髪の毛が排水溝に流れてしまいます。
排水溝のつまりや悪臭の原因になるので、それは回避したいですよね。
【目的2|排水溝を覆うカバーが欲しい】
お風呂の排水口の目皿またはそれを覆う硬い素材のカバー、または髪の毛をキャッチするハードカバーが欲しい場合。
「今ある目皿は髪の毛が排水口から流れてしまうので、キャッチできるものと交換したい」
「今ある目皿や蓋が古くなったので交換したい」
「蓋がもともとないので欲しい」など。
まずは、お風呂排水口のメーカーにぴったりのカバーがあるかどうか確認してみましょう。
メーカー規定の交換部品として、売っているかも知れません。
ここでは、そのようなメーカー部品が買えなくて困っているケースを想定して、解説していきます。
3つの代替案
お風呂排水溝用のカバーが欲しい理由と目的をはっきりさせたところで、3つの代替案を紹介します。
- 【代替案1|長方形シール】お風呂排水溝の目皿に穴あきシールを貼る
- 【代替案2|ネット】お風呂排水溝の目皿にネットをかぶせる
- 【代替案3|特注カバー】オーダーメイドショップに注文する
目的1の単に髪の毛をキャッチしたいだけの場合、代替案は1〜3のどれでもOK。
引き続き、そのまま記事の続きを読み進めてください。それぞれの製品紹介と解説をしていきます。
目的2の硬い素材のカバーが欲しい場合、代替案3のみになります。
以下の代替案1、代替案2については、読む必要がないので、ジャンプをして代替案3へ直接飛んでください。
【代替案1|長方形シール】お風呂排水溝の目皿に貼る
お風呂の排水溝にもともとある目皿の上に貼ることができる、穴あきシールなら長方形でも市販されています。
シールの利点は、使い捨てで、装着が楽にできることです。
使い方は簡単。
シールを目皿の上に貼って、毎日または髪の毛がたまったときに、剥がして捨てればOKです。
長方形シール
こちらは長方形のシール。
サイズが合えば、これを使うと良いでしょう。
【サイズ】15cm × 19cm
正方形シール(半分に切る・2枚使う)
長方形のシールはサイズが限られていて、ぴったり合わない場合もあります。
正方形を長方形に変形することで、ぴったりのサイズで使用することができます。
- 【長方形に切る】ちょうどいい大きさに切る。
- 【2枚使う】2枚使って、長方形に拡大する。
【サイズ】10cm × 9 cm
【代替案2|ネット】お風呂排水溝の目皿にネットをかぶせる
お風呂の排水溝に備え付けられている目皿にかぶせて使えるネットも、市販されています。
ネットも使い捨てタイプですが、シールタイプよりは装着にやや時間がかかります。
髪の毛は毎回取り除いて、ネットは汚れたら捨てる、といった使い方が一般的。
長方形用のものがないので、伸縮性があってフレキシブルなものをピックアップしています。
キッチンのゴミ受けなど、いろいろなところで使える仕様。
気に入って、サイズが合いそうであれば試してみるといいでしょう。
ネット <ダストマン>
【対応サイズ】17.5 cm × 5 cm × 22cm
ネット <ストリックスデザイン>
【対応サイズ】32 cm × 24 cm
ネット <ボンスター>
【対応サイズ】31cm × 0.1cm × 24cm
【代替案3|特注カバー】オーダーメイドショップに注文
どうしてもカバーが欲しい場合は、ステンレス製のカバーをオーダーメイドする方法があります。
お風呂の排水溝のカバーで、楽天やアマゾンの売れ筋ランキングで、上位を独占しているのがステンレス製のものです。
ステンレス製のカバーは、丈夫でカバー自体のお掃除が簡単。
扱い方によっては細かい擦り傷ができることもありますが、劣化はほぼ無いため長く使うことができます。
そのうえ美しく、蛇口のステンレスと色や材質がマッチ。
特注なら、お気に入りのデザインを自由自在に施してもらえます。
お風呂の排水溝で一般的な丸型は、色々な材質やデザインのカバーがあって正直言って「羨ましい」と思っていたかもしれません。
ですが、既製品ではなく、世界でたった一枚のおしゃれな特注カバーで、お風呂ライフをエンジョイするのもいいですね。
ここではステンレスのプロが運営する3つのオーダーメイドショップと、お風呂の長方形排水溝のカバーの製作例を紹介します。
どのショップも、ステンレス製のお風呂排水溝の長方形カバーを、1枚だけでも特注で作ってくれます。
タレパン工房
タレパン工房は、35年以上精密板金をしている、愛知県小牧市にある丹羽シートメタルが運営するショップです。
【お風呂排水溝 長方形カバーの特注事例】
出典:タレパン工房
犬好きのお宅が、お風呂排水溝の長方形カバーをオーダーメイド。
犬を4匹飼っているので、4匹分の肉球をパンチ穴で加えたとのことです。
お風呂の排水溝の掃除で悩まされる問題を解決するために、いろいろな工夫をしたそうです。
左右の端に別の肉球のパンチ穴も開けて、そこに指を入れて、カバーを取り外しできるナイスなデザイン。
ぬめりが付きにくいように、一枚板を使ってつなぎ目は一切なし。
パンチ穴もフラットで凹凸がないデザインです。
特注ならではの、職人芸を極めたさまざまなこだわりが見られます。
デザイン性と機能性の両取りですね!
板曲げ.com
板曲げ.comは、60年以上も金属加工をしている、福井市の井上商事が運営するショップです。
設計図も綺麗に描いてくれているようです。
既製品と変わらない料金で、イメージ通りに仕上げてくれる..といったお客様の声も掲載されていました。
理想ですね!
自宅浴室のプラスチック製排水溝カバーが、新築から10年以上も経ち、カビだらけになったので、ステンレス製の物に交換できないか既製品を探したところ、合う物が見つからず、1点限りで製作していただきました。
初めて利用しましたが、材料、加工内容が簡単に選べ、仕上がりもイメージ通りでした。
そして価格もワンオフでありながら既製品と変わらず、大変満足しています。
ステンレスインテリア工房 藤本製作所
ステンレスインテリア工房は、京都府久世郡にある60年以上も続く藤本製作所が運営するショップです。
ステンレス製品だけを扱っていて、ステンレス製インテリア雑貨とオーダーメイドを手がけています。
ショップサイトのオーダーメイド製作事例紹介では、あらゆるものが掲載されていて、本当に何でも作ってくれることがうかがえます。
タオルハンガー、コースター、ドライヤーホルダーのような小さなものから、ワゴンやラックのような大きなものまでありました。
お風呂排水溝の長方形カバーの特注事例は見あたりませんでしたが、どんなものでも作ってもらえるとのことなので、特注できるはずです。
下記の記事でも様々なタイプのカバーを販売しているショップや特注に対応しているショップを紹介していますので参考にしてみてください。
まとめ
ですので、代替案を紹介しました。
髪の毛をキャッチしたいなら、選択肢は3つ。
カバーの代わりになるネット製品かシール製品の購入、またはオーダーメイドショップでのステンレス製カバーの特注です。
ハードカバーが欲しいのであれば、選択肢はステンレス製カバーの特注一択です。
どの選択肢にしても、はやく欲しいものを手に入れて、気持ちよく浴室が使えるようになるといいですね!
まずは無料相談!全国対応&水道局指定のおすすめ業者
※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
※記事内で紹介した水道業者様は編集部が独自にリサーチを行い、料金や口コミ等、様々な情報を基に
順位付けをしております。