これさえ持っていれば、世界中どこへ行ってももう会話で困ることはない。

そんな夢のような翻訳デバイスが、ソースネクストの最新翻訳機「ポケトーク」だ。

英語はもちろん、中国語、韓国語、フランス語、タイ語、ベトナム語など63の言語に対応。簡単操作で誰にでもすぐ使え、翻訳精度も申し分ない。旅行はもちろん、海外出張、お店での外国人のお客様対応、語学の勉強など様々なシーンで活躍してくれるだろう。

今回はこのポケトークの使い方や特徴について、実際に使用している様子を動画で交えつつ紹介していこう。

手のひらサイズの翻訳機

ポケトークを一言で説明すると、「手のひらにおさまるコンパクトサイズの翻訳機」となる。大きさはスマートフォンよりもかなり小さく、重さも約90グラムと持っていることを忘れそうなほど軽い。

  • ポケトーク

そしてここが重要なのだが、厚みが約16mmとかなり薄いのである。いくらコンパクトでも厚みがあるとカバンやポケットに収納しにくいのだが、これならちょっとした隙間に滑り込ませておける。携帯性は申し分ないといえるだろう。

  • 手のひらに収まるサイズ

  • 厚みはわずか約16mm

これだけ薄いと心配になるのがバッテリーだが、それも抜かりがない。連続翻訳時間は6時間。待機時には約5日間も動作するという省エネっぷりだ。スマホと違って翻訳時にのみ使うわけだから、6時間も動作すれば旅行などでも丸一日余裕で持つだろう。

もちろん、移動中であってもモバイルバッテリーなどを使って充電することも可能だ。端子はマイクロUSBなので他の機器とも併用しやすい。

インターフェースもよく考えられている。翻訳に関してはスマホアプリでできなくはないのだが、会話とは双方向でするもの。パッと取り出してサッと話して翻訳し、今度は相手の話す言葉を翻訳して……と行ったり来たりすることを考えると、スマホよりもポケトークのわかりやすいインターフェースに軍配が上がる。

海外旅行などで道を聞くためだけにスマホを渡すのもちょっと気が引けるし、お店での接客に私物のスマホを持ち出すのもあまり印象が良くない。その点、ポケトークは翻訳専用なので気兼ねなく使えるし、タップして話しかけるだけなので機械慣れしていないシニア層でも問題ない。

なんでもできるスマートフォンだが、こと会話や翻訳に関しては専用デバイスであるポケトークの利便性が圧倒的に上回るのだ。

さて、ポケトークの特徴について説明したところで、そろそろ読者のみなさんが気になっているだろう翻訳の性能を見ていこう!

鮮明かつ正確な翻訳を堪能あれ

翻訳例はこちら

●「6時から2名で予約をお願いします」
⇒「Please make a reservation with 2 people from 6 o'clock.」
●「注文を変更させてください」
⇒「Please change the order.」
●「あのショーケースの中にあるものを手にとってみたいのですが」
⇒「I'd like to pick up items in that showcase.」
●「私がこのプロジェクトの責任者です」
⇒「I am in charge of this project.」
●「このプランで進めるべきだと思います」
⇒「I think that we should proceed with this plan.」

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翻訳精度が非常に高いことが伝わっただろうか。これだけ正確な翻訳を可能にしているのは、ずばりクラウドを活用しているから。入力された言葉はクラウド上で高度に解析処理され、音声認識、翻訳、音声合成といった処理を瞬時に行ってポケトークに送信されているのだ。ポケトークは非常にコンパクトだが、実はその背後には超強力な言語処理エンジンが存在しているのである。

  • 聞き取った文章と翻訳後の文章は画面にテキストで表示される

クラウドに送信する以上、ポケトークでは通信が必須となるが、Wi-FiとSIMのどちらでも通信が可能だ。お店などで外国人観光客とのコミュニケーションに使用するなら、固定の回線を使ったWi-Fiを使って、旅行などで頻繁に場所を移動するのであればSIMを使ってと通信方法を環境に合わせて選択できるのも便利だ。

ポケトークで使える専用のグローバルSIMも用意されており、料金は2年間で10,000円(ポケトークとセットのモデルは5,000円)となる。月額料金や通信費などが別途かかることは一切ない。10,000円ポッキリで2年間使い放題である。一応、1日の使用量が100MBを超えると通信速度に制限がかかるが、100MB使うための翻訳時間は約15時間。かなり特殊な用途でなければ制限にかかることはないだろう。しかも、煩わしい契約などは一切不要で購入後即使えるのも嬉しい。

  • SIMカードは背面に収まる

SIMは世界79の国と地域に対応しているため、スマホのように国際ローミングなどを気にする必要もないわけだ。

また、驚くべきは対応言語数。今回はポピュラーな日本語・英語間で試してみたが、ポケトークが対応している言語はなんと63にも上る。パッと思いつく国や地域の言語にはほぼすべて対応しているといっても過言ではない。

2020年の東京五輪やインバウンド需要、そしてビジネスのグローバル化などにより、今後ますます必要となる外国語スキル。

もちろん、普通に話せるのが一番ではあるのだが、なかなかそうもいかないだろう。

今から勉強している暇はないが、どうしても外国語で会話しなければならない――ポケトークはそんなシチュエーションにベストマッチな製品なのだ。

[PR]提供:ソースネクスト