さて今回のマシンは、いったいどのぐらいのパフォーマンスを発揮してくれるのでしょうか? そこで、総合ベンチマーク「PCMark 10 v2.1.2506」、3Dベンチマーク「3DMark v2.15.7078」、CPUベンチマーク「CINEBENCH R20.060」、ストレージベンチマーク「CrystalDiskMark 7.0.0」を実施してみました。下記がその結果です。なお、今回組み立てたPCのスペックは最後の表を参照してください。
PCMark 10 v2.1.2506 | |
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総合 | 4776 |
Essentials | 6788 |
Productivity | 7080 |
Digital Content Creation | 6153 |
3DMark v2.15.7078 | |
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Time Spy | 3879 |
Fire Strike | 8581 |
CINEBENCH R20.060 | |
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CPU | 1867 pts |
CPU(Single Core) | 426 pts |
CrystalDiskMark 7.0.0 | |
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1M Q8T1 シーケンシャルリード | 1670.24 MB/s |
1M Q8T1 シーケンシャルライト | 978.51 MB/s |
1M Q1T1 シーケンシャルリード | 1157.92 MB/s |
1M Q1T1 シーケンシャルライト | 954.66 MB/s |
4K Q32T16 ランダムリ-ド | 346.00 MB/s |
4K Q32T16 ランダムライト | 735.92 MB/s |
4K Q1T1 ランダムリード | 52.49 MB/s |
4K Q1T1 ランダムライト | 104.18 MB/s |
PCMark 10の参考スコアを見てみると、「Gaming PC(2020)」が6739、「Gaming laptop(2020)」が4611という指標になっていたので、4776を記録した今回のマシンはガチのゲーミングPCというよりは、コンパクトさとゲーミング性能の両立を目指したマシンといえるでしょう。
● エントリーゲーミングPCとして十分なパワー!
今回、「Intel NUC 9 Extreme Kit - NUC9i5QNX」で作ったマシンは、最新のハイエンド3Dゲームを高画質設定でプレイするのはちょっと厳しいです。しかし、「PUBG LITE」のような比較的低負荷な3Dゲームであれば、画質設定(全体的なグラフィックの品質)を「ウルトラ」に設定しても快適にプレイ可能です。
もし予算があるなら、思い切ってより高性能なグラフィックボードを検討してみてもいいと思います。自作も楽しめるコンパクトなエントリーゲーミングPCとして、本製品は魅力的な一台といえるでしょう。
※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。
▼試用機のスペック
※青字のものは「Intel NUC 9 Extreme Kit - NUC9i5QNX」には含まれておりませんので、予めご了承ください。
メーカー | インテル |
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型番 | Intel NUC 9 Extreme Kit - NUC9i5QNX |
CPU | Intel Core i5-9300H |
メモリ | 16GB PC4-21300 DDR4 SODIMM(8GB×2、最大64GB) |
SSD | Intel SSD 660p 512GB(NVMe接続) |
チップセット | Intel CM246 |
光学ドライブ | - |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 1650 |
OS | Windows 10 Home 64ビット |
LAN | ギガビット(10/100/1000)LAN(背面×2)、 IEEE 802.11 ax/ac/a/b/g/n対応無線LAN(最大2.4Gbps対応) |
インタフェース | Thunderbolt 3(背面×2)、USB Type-A 3.1 Gen2(背面×4、前面×2) |
サイズ | W238×D216×H96mm |
ディスプレイ | - |
価格 | 109,870円 ※メモリ、SSD、グラフィックス、OSは除いた金額となります |
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