グラフィックスデザイナーを始め、様々な形でクリエイティブな作業が求められる職種は増えている。そんなクリエイターたちが必須としているのが、Adobeのアプリケーション群だ。

もはや業界標準の機能がすべて備わっているので、これを使いこなすのがクリエイターの第一段階ともいえる。とはいえ、もちろんパソコンがなければアプリケーションは動かすことができない。ではクリエイターにとって“快適な仕事環境”とは何なのか。

グラフィックデザイナーとして常に最先端を歩み続けてきた、樋口泰行さんに話を伺ってきた。

3Dデザインが苦手な人でも扱いやすい
Adobe Dimension

樋口さんは、海外向けの広告代理店のディレクターを経験し、のちにグラフィックデザイナーとして独立。イラストや広告、DTP、Webデザイン、プレゼンテーション制作などをメインに活動を続けている。また、クリエイティブ関連の媒体への寄稿をはじめ、イベントの講師なども手掛けているので、お目にかかったことがある人も多いのではないだろうか。

経歴からもわかる通り、樋口さんは2Dグラフィックをベースに活動を続けていたが、近年は3Dグラフィックスも扱っている。

『Adobe Dimension』が出てからは、3Dデザインがとてもやりやすくなりました。最近ではとてもよく使うツールです


Adobe Dimensionは発売から約2年という新しいアプリケーションだが、3Dグラフィックスデザインをより簡単で便利に使いこなせる機能を備え、今まで以上に身近に感じられるのだという。

これまでAdobeさんのアプリケーションは2Dや映像が得意だったこともあり、割と平面のグラフィックスが得意な方が愛用しているイメージがとても強かったと思います。しかし、Dimensionはこれまでの使い勝手はそのままに、3Dが苦手だった人にも使いやすいようにできています。今年でバージョン3.0になったのですが、次々と機能が追加されて新しいことができるようになるのがとても楽しいですね

つまり、今まで以上に3Dグラフィックス制作が楽になり、これまで2D専門だったクリエイターも、新しい分野にチャレンジできるようになるのが、Adobe Dimensionの強みでもあるのだ。

  • 実際に樋口さんがAdobe Dimensionを使った制作デザイン

いまどきのクリエイターが求める
Computer

忘れてはいけないのが、Adobe Dimensionを快適に動かすためには、それに見合うパソコン性能が重要となる。

最小構成ではインテル Core i5以上、グラフィックスはNVIDIA GeForce GTX 1650以上となっていますが、快適に動かすにはインテル Core i7以上とNVIDIA RTX 2060以上あると理想的ですね

このほか、レンダリング用にもメインメモリが8GB以上、できれば16GB以上は欲しいところだ。

今回、Windows 10をベースにしたノートPC、第6世代のIntel Core i7とNVIDIA Quadro M1200の『旧世代マシン』と最新の第9世代のインテル Core i7とNVIDIA RTX2060の『最新世代マシン』の2台で比較をしました

比較マシンのスペックは下記の表にて記載している。

項目 Dimension訴求(Core i7モデル) 旧世代マシン
プロセッサー 第9世代インテル® Core™i7-9700K プロセッサー
第6世代インテル® Core™i7-6920HQ プロセッサー
コア/スレッド 8コア/8スレッド 4コア/8スレッド
ベースクロック/最大クロック 3.60GHz/4.90GHz 2.90GHz/3.80GHz
メモリ 32GB 16GB
グラフィックス NVIDIA GeForce RTX 2060 NVIDIA Quadro M1200
ストレージ
(メイン)
インテルSSD 660P-2TB HD 1TB(SATA)
ストレージ
(データ)
HDD+Optane Memory
OS Microsoft Windows 10 Microsoft Windows 10

それぞれのマシンを使って500MBある3Dデータを作成し、その処理時間などを比較してもらった。

結果的にいうと、旧世代マシンではファイルを開くところで約2分かかり、レンダリングには約9分も必要でした。同じことを最新世代マシンでやると、ファイルオープンは18秒、レンダリングにおいては約1分と、その差は圧倒的でした

レンダリングでは、旧世代マシンでは約11分、最新世代マシンでは約1分18秒の差がついた。ほかにも、外部ファイル読み込み時間にも3~5倍ほどの違いが合ったこと、また、プレビュー表示においても、識別・判断が素早く行えることなど、明らかな体感の違いを感じたそうだ。

ちなみに、旧世代マシンとはいえ第6世代のインテルCPUであれば、ほんの2~3年前の製品だ。それでもなおかつこれほどの差が出る理由はどこにあるのだろう。

もちろん、CPUのリアルコア数が違うこともありますが、Adobe DimensionはGPUによる演算処理をサポートしているので、それに対応している点も大きかったと思います

最近では高性能グラフィックスを搭載したノートPCもコストパフォーマンスが良くなり、以前に比べ、手が届きやすくなっている。モバイルワークなども視野に入れることができるので、クリエイティブ用途のマシンとしても十分選択肢に入ってくる。

もちろん、ほかにもHDDとSSDの差もあるだろうし、そもそも3世代の開きがあればチップセットによる違いも大きいだろう。つまり、トータルバランスでみても、非常に大きな差があるということが分かる。

レンダリングで9分も待たされるのであれば、コーヒーを買いにいけますよね。でも1分半ならメールチェックをしている間に終わります。作業が中断することなく、仕事への集中力が続くので、Adobe Dimensionを使う上ではやはり最新世代のPCの方が圧倒的に有利でしょう

もうひとつ、ベンチマークが難しいものではあるものの、Adobe Dimensionを扱う上で気がついたことがあったという。

Adobe Dimensionは、Adobe PhotoshopやAdobe Illustratorと組み合わせて使います。つまり、マルチタスクが当たり前なので、そうなるとGPUではなく、CPUパワーがものをいいます。この辺も比較検討している際に最新世代のプロセッサー搭載マシンに高いアドバンテージがあることを体感しました

実際のクリエイターの作業環境を考えれば、資料を開きながら、メーラーやチャットツールを動かしつつ、Adobeアプリケーションをいくつか使って作業するということがほとんどだ。

同時起動では重たいからといって、使わないアプリを都度起動する使い方をすると、生産性が低下する。快適さを求めるなら、やはり最新世代のプロセッサーとグラフィックスカードは必須だといえるだろう。

チームでのプロジェクトをサポートする
Adobe Creative Cloud

Adobe CCこと、Adobe Creative Cloudは文字通り、クラウドを使ったサービスだ。Adobe Dimensionもこれは同じで、Adobe IllustratorやAdobe Photoshopで作ったデータをライブラリにアップロードして、それをAdobe Dimensionで配置していくという作業がメインとなる。チームで作業をする場合も場所に関係なくスムーズなデータ共有が可能になるため、プロジェクトでの仕事に活用するととても効率がよくなる。

逆に、最新世代マシンに変えたのに思ったような速度が出ない、というときにはまずルーターを疑うべきです


低速な回線で大きなデータを扱えば、当然ファイルオープンやアップロードにも時間が掛かるので、ネットワーク回線も快適な環境を作る際には重要なチェックポイントとなるので注意しよう。

“やれなかったこができるようになる”
Change PC

例えば、以前はメーカーさんの商品デザインを頼まれたら、まずは2Dで作ってそれを印刷しそれを切り抜いて、モックに張りつけたりしていました。しかし、Adobe Dimensionを使えば最初から3Dで作れるので、プレゼンテーションの時には画面上でぐるりと回して見せるだけで済みます

  • このような2Dのデザインをベースに……

  • すぐに3D化することが可能です

2Dデザイナーも、3Dデザインを取り入れることで生産性が大きく上がることがわかる。

またARが出てきてからは、クリエイティブの作り方も大きく変わりつつあります。例えばテントのデザインをしたら、公園に置くようにセットし自分で回り込めば、画面には裏側の様子も表示されます。Adobe DimensionもARに対応しているので、そんなデザインの作り方も実現可能なのです。“今までやれなかったことができるようになる”。それだけでもチェレンジしてみる価値はあるはずです

斬新なテクノロジーによってクリエイティビティが大いに刺激され、それによって新たな価値を持った創作ができる可能性は非常に高いといえる。

ぼくは新しいものが大好きで、昔から新しいテクノロジーが出てくると試さずにはいられない性分です。例えばOSが変わったときや、コンピューターのパーツにこれまでにないようなテクノロジーが搭載されたときなどは、まさにPCの替え時でしょうね

また、Adobe Dimensionのような革新的なアプリケーションが出たときにも有利になるだろう。

新しいものが出てもそれを快適に動かす環境でないとクリエイティビティも発揮できません。そういったアプリケーションにチャレンジするときにも、最新性能を搭載したPCを持つ意味はあると思いますね

また、既存のデータを使用するため、古いマシンやOSを残すという風潮もあるだろう。しかし、それでは逆に生産性を落とすことになる。

リプレイスではなく、「新しいマシンをプラスして制作環境を切り替えられる」というのも、サブスクリプション時代の新しい使い方であると考えます

クリエイターを目指している人はもちろん、これから新しい可能性を見つけたいと思っている人は、まず「最適な制作環境づくり」について、今一度見直してみると良いかもしれない。また、現在対象のPCを購入するとノベルティがついてくるキャンペーンも実施しているので、気になる方は下記キャンペーン情報をチェックしてみよう

- Campaign -

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大塚商会では、インテルCPU搭載ハイエンドPC
(第9世代インテルCore i9 / Core i7 搭載モデル)をご購入いただいた方、
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主な仕様は、サイズ:約W26×D99.5×H69mm(本体のみ)、重量:約220g(本体のみ)。
iPhone、iPad、各種スマートフォン対応し、最大6台まで急速充電可能。
また、「adobe」×「intel」×「大塚商会」のロゴ入りのオリジナルノベルティです。



※先着100名様限定で予定件数に達した時点でキャンペーンは終了いたします。
※期限までにお申し込みを行い、製品の納品が確認された方が対象となります
※ノベルティは、製品ご購入1回のご注文につき、1個とさせていただきます。
※ほかのキャンペーンとの併用はできません。

[PR]提供: インテル