いまだコロナ禍の渦中、こんな状況では家にこもりがちになるのも致し方ないところだ。ただ、あんまり家にいると『運動不足が気になる……』と嘆いている方も多いと思う。

そんなあなたの強い味方になるのが、G-SHOCKのスポーツライン「G-SQUAD」シリーズから新しく発売された「GBD-H1000」。同製品は、G-SHOCKにスマートウオッチの機能が搭載したモデルでワークアウト時のお供に最適だ。

今回は現役フリークライマー・杉本怜選手(以降、杉本選手)に「GBD-H1000」を日常生活・トレーニング中に装着してもらい、プロのアスリート目線から感じた魅力を語ってもらった。

  • 現役フリークライマー 杉本 怜選手
    1991年11月13日生まれの28歳。北海道札幌市出身。
    2018年ワールドカップボルダリング第5戦八王子大会で3位、ワールドカップボルダリング第6戦アメリカベイル大会で優勝。
    日本山岳スポーツクライミング協会 アスリート委員会委員長であり、日本代表チームの精神的支柱






悔しさと戦略性の高さが魅力のスポーツクライミング






杉本選手といえば、ボルダリングやリードクライミング、スピードクライミングといった人気種目でお馴染み。長年スポーツクライミングの日本代表を務めていることでも知られている名選手だ。

「山好きの父に連れられて、公共施設にできたクライミングウォールにいったのが、このスポーツをやるきっかけでした」と杉本選手はいう。 そんな杉本選手がクライミングの道に入ったのは、小学校3年生の時。最初はなかなか登れず、悔しい思いをしていたそうだが、持ち前の根性でジムにあった15mの壁を自力で登頂。以降、このスポーツにのめりこんでいく。

「最初はサポートなしでは登れず、大人に助けてもらいながら途中まで行くのが精いっぱいでした。それが悔しくて、練習して3日目のチャレンジではじめてトップに辿り着きました。登り切ったときの達成感はすごかったです!」と杉本選手は笑顔で当時を振り返る。

杉本選手が幼少期の頃は、クライミングジムはもちろん、ボルダリング施設などもまだ日本にほとんどなかった時代。専門のコーチなどもあまりいない状態で、ほぼ独学によって数々の技を体得していったというのだから驚きだ。

「クライミングは、できなかったら“どうすればよいのか?”と考えながらトライアンドエラーを繰り返す競技です。僕は、その試行錯誤が楽しかったりするんですよ」と杉本選手は語る。

以降、めきめきと力をつけた杉本選手は日本国内や世界の競技会にも参加するようになり、輝かしい成績を収めていく。そして今では世界でも有数のトップクライマーに成長した。

  • 幼少期に感じた悔しさと達成感が杉本選手を大きく成長させた






自分に不足している部分を補っていく






「今回のコロナ禍でステイホームをしていたときは、フィットネスゲームにはまってました。クライミングの練習ばかりでは飽きちゃいますからね。面白かったですよ!」と明るく語る杉本選手。

彼のトレーニングスタイルは実に自由かつ効率的だ。例えば、競技をしている中でテクニックが不足していると思えばクライミングの練習に集中する。ルート攻略の中でジャンプ力が不足していると思えば、フィジカルトレーニングに集中するといった具合に臨機応変にメニューを組んでいく。

「昔はクライミングの練習しかしなかったのですが、ケガでしばらくリタイヤしたのがきっかけにフィジカルトレーニングとのバランスを心掛けるようになりました。選手として成長する方法はひとつではないので、その人の体格やスタイルに合わせた練習方法を見つけたほうが成績は上がります」と杉本選手。

スポーツクライミングの大会を見れば分かるが、選手は大柄な人もいれば、細身で小柄な人もいる。そうした体格差はもちろん、腕力・脚力の違いなどによる得手不得手なども千差万別だが、みな同じ壁を登っていくことに変わりはない。




「クライミングにも基本の動きはありますが、攻略の仕方は人によって全然違います。幅広い選択肢の中から自分にあった戦略を組み立てるのがこの競技の魅力ですね」と杉本選手は語る。






杉本流「GBD-H1000」活用術






そんな杉本選手は「GBD-H1000」をどのようにトレーニング活かしているのだろう?実際に一定期間使用してもらって感じた「GBD-H1000」の魅力や杉本選手ならではの使い方を伺ってみた。

「G-SHOCKはそもそも頑丈ですよね。ですから、山に行くときなどに使うイメージがありますが、この『GBD-H1000』は、それにスマートフォンとの連携機能がついているので、使い方が広がりますね」と第一印象を語る杉本選手。実はスマートフォンとつながる時計を使用するのは今回が初めてだったそう。

「実際に腕にはめてみると、確かにがっちりした感じはありますが、軽量化されていてベルトの着け心地もいい。ベルト穴もたくさんあり、フィットさせやすいのも良いと思います。最初に試したのがスマートフォンとの連携機能なんですが、スマートフォンからの通知情報がたくさん表示されて驚きました。これ、スポーツやっているときのちょっとしたチェックに最適ですね。例えばトレイルランニングなどをやっているとき、スマートフォンはリュックの中に入れておきますよね。そんなときにでも走りながら届いた連絡の内容が確認できるのはとても便利です」と語る杉本選手。

  • 普段使いでもばっちり決まる「GBD-H1000」






トレーニング機能は目的意識で使い分ける






「GBD-H1000」は、本体裏面に設置されたレーザーセンサーによって得られる心拍数をトレーニングモードで確認できるのが特徴だ。 「これらの機能はトレーニングに使うと効果的ですよね。でもただ見るだけでなく、目的に合わせてチェックしていくのが良いと思います」と杉本選手。例えば脂肪を燃焼させたいなら心拍数や心拍ゾーンにより注目し、体力強化を目指すならVO2 Maxを重点的にチェックするといった具合だ。

「日々のランニングなどにはとても便利ですよね。GPS機能もあるので、走ったコースや距離も分かるし、トレーニングのプランニングにも役立つはずです」と杉本選手は語る。

  • 心拍数、心拍ゾーン、VO2 Maxなどの機能は目的に合わせて活用する

「GBD-H1000」のGPS機能は移動距離、速度、ペースなどを計測できるほか、移動ルートもスマートフォンのアプリ連携により地図表示することが可能だ。このほか、方位、高度/気圧、温度センサーも搭載しているので、ランニングはもちろん、杉本選手も触れていたトレイルランなどにも実に効果的。 「防水ですから海にも入れますし、すべてのスポーツに合う時計ですよね」と杉本選手が思わずつぶやくほど、高機能が集約されているのが「GBD-H1000」といえる。

  • 方位や高度、気圧といったセンサー類も搭載






スポーツの魅力を見つけて長く付き合って欲しい






今後の「GBD-H1000」の使い方について杉本選手に聞いてみると「機能がたくさんあってどれも試したくなりますね。使い方を絞るのは難しいですが、自然をフィールドにするスポーツには特に相性が良いように感じます」と答えてくれた。

最後にコロナ禍で運動不足に陥っている人や、これからスポーツをやってみたいと思っている人にアドバイスをお願いした。

「スポーツも自分にあっているものと、あっていないものがあります。実はぼくも走るのがあんまり好きではないんです。みなさんも外に出て運動するのが苦手で家の中でやりたいという人もいるでしょうし、アクティブに山や海に出かけて思い切り体を動かしたい人もいるはずです。未だに自分が続けられそうなスポーツを見つけられない人もいると思います。

まずはたくさんチャレンジして、自分のペースでやってみて、目的としている運動不足解消や、体力強化などが実現できそうなスポーツを探して欲しいです。たくさん体を動かして汗をかくのはとても気持ちがよいですし、健康でいるにはスポーツは欠かせませんからね。自分に合うスポーツが見つかったら『GBD-H1000』を活用するともっと楽しくなりますよ」と杉本選手は語ってくれた。

みなさんも、「GBD-H1000」を手にして、スポーツをより快適に楽しんでみてはいかがだろう。

  • 「ボルダリングは男女関係なく楽しめるスポーツです。目標が見つけやすいし、人との勝負をするスポーツではありませんから、細く長くゆっくり楽しんでください」と、ボルダリングに興味を持っている人にアドバイスを送る杉本選手

撮影協力をいただいたクライミングジム
Fish and Bird 東陽町

  • 日本代表選手も足繁く通う、都内有数のスケール感とクオリティを誇るボルダリング専用ジム
    〒135-0016 東京都江東区東陽7-4-12

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