「NEXTGEAR-NOTE i5751GA1」に採用されているディスプレイは、15.6型4K-UHDグレア(有機EL、3,840×2,160ドット)。コントラスト比は100,000:1、視野角は上下左右170度で、広色域がうたわれており、ドット単位で発光を制御する有機ELディスプレイならではの黒が締まった、色鮮やかな映像を堪能できる。
実際、今回YouTubeで公開されているHDRコンテンツを再生してみたが、鮮やかな色彩のグラデーションは非常に滑らかだし、夜景などの光と黒のコントラストは有機ELディスプレイならではの美しさだ。ただし、発色や解像感を優先させるためにディスプレイの表面処理がグレア(光沢)となっているので、照明などはどうしても映り込んでしまう。映画やゲームなどで映像美に集中したいときは、間接照明に切り替えたり、照明の明るさを落とそう。
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今回の「NEXTGEAR-NOTE i5751」シリーズのディスプレイは、15.6型4K-UHDグレア(有機EL、3,840×2,160ドット)。高速な映像表示を求めるユーザー向けには、リフレッシュレート240Hzの15.6型フルHDノングレア(液晶、1,920×1,080ドット)ディスプレイを採用した「NEXTGEAR-NOTE i5750」シリーズが用意されている
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黒が「漆黒」として描写されるのが、ドット単位で発光を制御する有機ELディスプレイならではの特長だ
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ディスプレイの表示スケールは、デフォルトで250%に設定されている。100%に設定すれば情報量を増やせるが、文字は相当小さくなる。個人的には175%がちょうどよかった。ご自身の視力、利用するアプリケーションに合わせて設定してほしい
バックライトの色変更、マクロ登録が可能な多機能キーボード
キーボードは、キーピッチ約18.2mm、キーストローク約1.8mm、107キーの日本語キーボードが採用されている。キーボードバックライトは15カラーLED仕様で、専用ユーティリティー「CONTROL CENTER 3.0」から「LEDキーボード」を選択すれば、色(15色)、明るさ(4段階)を自由にカスタマイズできる。
ゲーマー向けの機能を搭載しているのが、キーボードユーティリティー「FLEXIKEY」。複数のキー入力、アプリケーション起動、入力テキストなどを特定のキーに割り当てたり、ゲームプレイ中の誤操作を防ぐため、特定のキーを無効化可能だ。キーごとに色を変えたり、点滅させるなどの派手な機能はないが、実戦に役立つ機能はしっかりと押さえられている。
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キーピッチは約18.2mm、キーストロークは約1.8mm。タッチパッドが分離式クリックボタンなのは、確実なクリック操作のための仕様だと思われる
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ボディを小型化しつつも、テンキーを搭載。表計算ソフトなどで大量に数字入力するユーザーには重宝する装備だ