▼豊富なフェイスデザインから自分好みを選べる
ウオッチフェイスは「フロンティア」をチョイス。背面は好みに合わせて選ぶことができ、フロンティアは世界地図が表示され、現在地がわかるようになっている。
手首を傾けるとカラー画面が表示されるように設定。スマートウオッチで多く採用されている機能だが、画面OFFの際は真っ暗になってしまうものがほんとんどだ。しかし、WSD-F30は2層ディスプレイの特長を活かして、モノクロ画面で時間を確認でき、ふだん使いにも便利だ。こういったポイントは細かい点かもしれないが、ありがたいところである。
▼アメリカ国内で時差があっても一瞬で変更してくれる
出発する際、東京には現在地表示の青い印がついていた。その後、飛行機に乗ってロサンゼルスで乗り換え、ラスベガスに到着すると、青い点は地図のロサンゼルスとラスベガスの2カ所に表示された。
移動すればするほど青い印は増えていき、自分がどこに行ったのか、すぐにわかるし、記録としても楽しい。よく旅に出る人にぴったりなウオッチフェイスだ。
東京からゆっくり画面が移動し、
ラスベガスが見える位置で止まるため、
どのような経路で移動したのかもわかる
▼国内で時差がある国でも自動変更
夜中の2時半にホテルでピックアップしてもらい、グランドキャニオンやホースシューベンドへ。
アメリカは国内でも時差がある。ネバダ州からアリゾナ州に入り、時刻が1時間進んだ際には、自動的に時差補正をしてくれた。国内のどこで時刻が変わるのかは分かりづらく、集合時刻がその都度決められているパックツアーなどでは、スマートフォンと同期して腕時計も補正されるのは非常に便利だ。
スマートフォンとの連携で、時差調整などが非常に便利に
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アメリカの雄大な光景
時計単体で現在地の測位が可能
時計単体で現在地の測位が可能で、衛星3測位(アメリカのGPS、ロシアのGLONASS、日本のみちびき)に対応し、位置情報の受信を実現している
スマートフォンを使わずに現在地がわかるため、もしスマートフォンのバッテリーが切れてしまったり、なくしたりしても、事前に地図をダウンロードしておけば現在地を確認できる
アプリと連携した通知機能など、スマートウオッチとしての機能をフル活用しても、バッテリーは2日近くもったのは感激した点のひとつだ。1日もたないスマートウオッチも多く、時計として長時間使えるのは非常に嬉しい。
また、これまで使用していたスマートウオッチは、ちょっとでも角にあたると傷がついていたが、岩場にいても気にせず使えるので安心できた。マイク機能搭載にも関わらず、5気圧防水のため、手洗いなどの際にも気にせず使用できる。
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アンテロープ・キャニオンここは一部スマートフォンを出すことを禁止とされていました
5気圧防水で、アクティブなイベントにも最適
▼街灯の少ない海外の夜道でも大活躍!
ラスベガスといえばショーの街、というわけでシルク・ド・ソレイユの「オー」を鑑賞しに夜の街へ。 ---そして終了後、徒歩でホテルまで歩くことに。
歩いているうちに電飾が減りどんどん暗くなり、いつのまにか人通りが減って心細い状況に。 このようなシーンでは、スマートウオッチの地図機能が非常に効果的だった。
スマートフォンと連動し、Googleマップのナビを時計側で見ることができるため、時計画面を見て、歩けばよい。また、設定画面から明るさの調整も可能で、アクセスもクイックで感度もよく、短時間で迷わず操作することができた。
地図・ナビ機能も充実
(スマホと連動して)Googleマップのナビを時計側で見られる。
曲がる時にバイブで通知。徒歩移動の際に活用できる
行き先については「OK Google、○○ホテルに行きたい」といえば、経路を調べて案内をしてくれる。時計画面を確認しながらホテルに到着。有機EL液晶で地図もハッキリ見やすく、無事に辿りつけ、ホッ。こういったシーンでもスマートウオッチは頼りになることを痛感した。
Google翻訳も大活躍。マイクがついているので、「OK Google、○○を英語にして」といえば、すぐに英語に訳せるのでとても便利だった。
音声入力・翻訳機能も充実