背景ぼかしと美肌効果が加わる「自分撮り」モード
PowerShot SX730 HSのもうひとつの特徴は、スリムなボディながら、上に180度回転するチルト液晶モニターを搭載していること。液晶をレンズ側に向けることで自分撮りがスムーズに行える。
撮影モードのひとつとして「自分撮り」モードを備える点もユニークだ。このモードでは美肌効果によって肌がなめらかに仕上がるほか、自動的に画像処理が行われ、背景部分のみをふんわりとぼかせる。
そのほか、58種類のシーンをカメラが認識して各種設定を自動で最適化できる「こだわりオート」モードや、画像処理でブレを抑える「手持ち夜景」モード、最高ISO6400の高感度で撮れる「ローライト」モード、笑顔やウインクのタイミングで自動撮影を行う「オートシャッター」などを搭載。手軽なオート機能はもちろん、ワンランク上のマニュアル露出モードや絞り優先AEモードもある。
さらに注目は、Bluetoothを内蔵し、アプリ「Camera Connect」をインストールしたスマホやタブレットと常時接続ができること。一度ペアリングを行えば、カメラの電源がオフでもスマホを操作するだけで、カメラ内の画像をスマホの画面上で確認でき、必要なカットのみを素早く転送できる。
PowerShot SX730 HSは、そのシンプルな外観からは想像もつかないような高機能を備えている。光学40倍という圧倒的なズーム倍率を生かしてポートレートやスナップ、スポーツ、イベントなどの撮影を楽しんだり、チルト可動液晶と自分撮りモードによって旅先などで記念写真を撮る用途にもうってつけだ。
なお、PowerShot SXシリーズのスリムタイプには、液晶はチルトではないが、同じく光学40倍ズームを搭載した「PowerShot SX720 HS」や、ズーム倍率を抑える代わりに、より薄型軽量を誇る光学25倍ズーム機「PowerShot SX620 HS」もラインナップされている。予算と使用目的に応じて自分に合ったモデルを選ぶといいだろう。
モデル:佐藤仁美
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