即納モデルのスペックをチェック

今回テストした即納モデルの構成は、冒頭でも述べたがCore i5-4460に8GBメモリ、240GBのSSDにGeForce GTX 960というもの。ビデオカードは価格を抑えるためリファレンス仕様(非OCモデル)となっているが、ゲーミングPCとして非常にバランスのよい構成となっている。特にSSDが標準搭載であり、さらに240GBである点はLEVEL∞が"ゲーミングPCをよく理解している"感じが伝わってくる。欲をいえば480GB以上のSSDが欲しいところだが、価格的にそれを望むのは難しいだろう。

「CPU-Z」で搭載CPUの情報をチェック。最近のゲームはCPU負荷が結構高いため、物理4コア搭載のCore i5の採用は極めて妥当だ

搭載ビデオカードは「GPU-Z」によると、ベース1127MHz、ブースト1178MHzの純リファレンス仕様。これなら重量級ゲームも設定次第でフルHDで遊ぶことも十分可能だ

内蔵SSDを「CrystalDiskInfo」でチェック。Kingston製のバリューゾーン向けSSDが使われていた

「ディスクの管理」で内蔵SSDのパーティション構成をチェック。リカバリ用領域に15GB近く取られているため、Cドライブは208GBとなる

今回テストした即納限定モデルは一部の店頭在庫を除き完売しているが、BTOモデルが多岐にわたりラインナップされているので、パソコン工房のBTOモデルのページで存分にカスタマイズするとよいだろう。

現時点でのLev-C000-i5-RMのベースモデルはCPUとメモリのスペックが高い。これをBTOでカスタムすれば、光学ドライブ以外は即納モデルよりスペックが高くなるのだ。実況動画編集等も考えているなら水冷クーラーの選択がオススメだ

BTOを使えば今回テストした即納モデル以上のスペックがほぼ同等の価格で手に入る。ただしスロットイン式光学ドライブに関しては現時点では選択ができないので、光学ドライブを必要とする場合は、他のマシンでも利用できる外付けタイプのBlu-rayドライブを検討するのも良いだろう。