薄型・軽量でも頑丈で安全な1台は安心感抜群

「新しいThinkPad X1 Carbon」の本体サイズは、ディスプレイに何を選択するかで多少変わってくる。2560×1440ドットの非タッチディスプレイを搭載した試用機の場合、横幅331.0×奥行き226.8×厚さ13.2-17.7mmで、重量が約1.28kgとなる。14型ディスプレイ搭載機として "世界最薄・最軽量" となる同モデルだが、実際に使ってみても非常に薄く、軽量だという印象だ。片手で持ち歩く際に不自由がないのはもちろん、凹凸も少なくバッグやスリーブケースへの出し入れもスムーズだ。

薄型モデルには華奢さもつきまとうものだが、「新しいThinkPad X1 Carbon」の場合は持った時に不安を感じるような部分はない。また、本体の素材として耐久性の高いカーボン繊維素材を採用していることもあり、本体がたわんでしまうようなこともない。日本のビジネスマンが利用するとなると満員電車への持ち込みなども考えるが、特に問題はなさそうだ。

非常に薄型なモデルだが耐久性も十分だ

セキュリティ面でも信頼性は高い。企業内で利用する端末として考えた場合、インテル Core vPro プロセッサーが搭載可能であることと、TPM搭載であることは大きな評価ポイントとなるだろう。またキーボードの右側に用意された指紋センサーによってログイン時に指紋認証を採用できるというのもよい。強固なセキュリティでありながら手軽にログインできる指紋認証は、一度使い始めると快適さを強く感じることだろう。

指紋センサーはキーボード横に設置されており普段のキーボード利用時には邪魔にならない

バッテリーについては、「BBench」を、電源オプションを高パフォーマンスに設定し、無線LAN機能もオンにした状態で実施してみたところ、3時間3分43秒使うことができた。もちろん、省電力設定にすればさらに長時間のバッテリー利用が可能になる (カタログスペックでは最長14時間以上のバッテリー駆動が可能となっている)。さらに、約80%までの充電を50分で行ってくれる「ラピッド チャージ」にも対応。食事中など、落ち着いた時に充電を行うようにすれば、軽快なモバイル利用が可能になるだろう。

「ThinkPad OneLink プロドック」が柔軟性の高いマルチディスプレイ環境を実現

さて、ここまではモバイル利用における魅力を中心に紹介してきたが、「新しいThinkPad X1 Carbon」は自宅やオフィスでの作業用としても、かなり魅力的なマシンだ。

コンパクトなノートPCはどうしてもモバイル用途が注目されがちだ。それは、そのままでは自宅やオフィスでの本格的な作業用途に少々不足部分があるからだ。その最たるものはディスプレイサイズだろう。いくら高解像度でも、物理的なサイズが小さいと長時間作業では疲れてくる。その問題を解決する1つの方法が、マルチディスプレイだ。

本体ディスプレイが小さくとも、大型のディスプレイに接続してやれば一気に作業スペースは広くなる。手元で見ておきたい作成中のドキュメントファイルは本体ディスプレイに、参考資料や検索を行うブラウザは大型ディスプレイに、とウィンドウを分けて配置すると作業効率も大きく上がる。小型マシンでも本体に十分な性能があり、外部ディスプレイ出力が可能なモデルならばオフィスなどの作業場所にすぐ使える大型ディスプレイを用意しておくことで、本格的な作業を行うメインマシンとしても活躍してくれるのだ。デスクのスペース的に許されるのならば、複数の大型ディスプレイを並べてさらに作業スペースを広げるのもよいだろう。

小型PCでも大型ディスプレイと接続すればオフィスや自宅でのメインマシンとして活躍してもらうことができる

しかし、いちいちディスプレイを接続するのは面倒だという人もいるだろう。また、ディスプレイだけでなく各種周辺機器との接続や、有線LAN接続もオフィスでは行いたいとなると、デスクに戻った時にも出かける時にも複数のケーブルをつけ外しすることになるから大変だ。だが「新しいThinkPad X1 Carbon」ならそんな心配もいらない。「Thinkpad OneLink プロ ドック」があるからだ。

「Thinkpad OneLink プロ ドック」は、独自の拡張電源端子「OneLink」で接続できる拡張ユニットだ。電源コネクタに1つケーブルを接続するだけで利用できる小さな拡張ボックスには、USBポート4つと有線LAN端子、HDMI端子などが用意されている。つまり「Thinkpad OneLink プロ ドック」にあらかじめ大型ディスプレイや各種周辺機器等を接続しておけば、ケーブルを1本をつけ外しするだけで即座に環境が構築できるというわけだ。持ち出す時には、このケーブルを外すだけで即座に身軽なモバイルマシンになってくれる。

ケーブル1本で接続するだけでデュアルディスプレイ環境などが実現できる「ThinkPad OneLink プロ ドック」

「新しいThinkPad X1 Carbon」は、購入時にカスタマイズできることも大きな魅力だ。どのようなカスタマイズができるのかを紹介しよう。

詳細なカスタマイズでニーズにぴったりのマシンをゲット

「新しいThinkPad X1 Carbon」には基本的な直販モデルとして3つのパッケージが用意されている。最も安価な「新しいThinkPad X1 Carbon: エントリーパッケージ」はCPUにインテル Core i5を採用し、メモリは4GB。真ん中の「新しいThinkPad X1 Carbon: バリューパッケージ」はCPUはインテル Core i5のままメモリを8GBに増強している。いずれもストレージは128GBのSSDだ。上位モデルとなる「新しいThinkPad X1 Carbon: ハイエンドパッケージ」はインテル Core i7に8GBのメモリを組み合わせている。

実際に購入する場合には、この基本パッケージを選択した上で各種カスタマイズの指定を行う。各パッケージからCPUは上下に変更できるが、メモリ容量は固定となるからメモリ容量を基準に最初のパッケージを選択するとよい。

変更できるのは、CPU、OS、SSD、無線LANアダプター、OS、Officeアプリケーションの有無など幅広い。特にディスプレイについてはHD+とWQHD、WQHDのタッチ対応モデル、と3種から選択できる。これによって全く性格の違うモデルになるから好みに合わせてしっかり選択したいところだ。また、「ラピッド チャージ」を使用したい場合は付属のACアダプターを65Wにする必要がある。

このように、ニーズにぴったりと合ったものを選択できるというのは、個人でビジネス用モデルを求めているユーザーにとっても、一括導入を考える企業にとっても魅力的だ。さらに、前述したように各種セキュリティ機能やインタフェースに関してもビジネスユース向きとなっている。

特に、指紋認証機能による簡易で強固なセキュリティと、本体のみでも有線LANが利用できるというのはビジネスユーザーにとって大きなポイントだ。無線LAN環境は整っている場合が増えても、セキュリティのために社内システムへのアクセスは有線LANからに絞っているというような企業もあるだろう。そして、ディスプレイが高解像度でありながら光沢のない表面加工で、反射が少なく目が疲れづらいというのもよい。

CPU インテル Core i7-4600U(2.10GHz)
メモリ 8GB
グラフィックス インテル HD グラフィックス 4400
ディスプレイ 14.0型ワイド(2560×1440ドット)
ストレージ 512GB SSD
通信機能 1000Base-T/100Base-TX/10Base-T、802.11ac/a/b/g/n、Bluetooth Ver4.0
インタフェース USB2.0ポート×1、USB 3.0ポート×1、HDMIポート×1、Mini Display Port×1
本体サイズ/重量 約幅331.0×奥行き226.8×厚さ13.2-17.7mm/約1.28kg
OS Windows 8.1 Pro 64ビット版

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