基本スペックをチェックしてみよう。システムの核となるのは、コードネーム「Haswell」と呼ばれている第4世代Core プロセッサー・ファミリーだ。店頭販売モデルではCore i5-4210Y(1.50GHz、最大1.90Hz)、ソニーストアのカスタマイズモデルでは、同CPUのほかにCore i7-4610Y(1.70GHz、最大2.90GHz)、Core i3-4020Y(1.50GHz)、Pentium 3560Y(1.20GHz)の4種類から選べる。タブレット端末ではAtomプロセッサーのプラットフォームが採用されることもあるが、それよりもパフォーマンスが高いシステムが搭載されている。なお、VAIO Tap 11で採用されているCPUは、チップセット機能も含む1パッケージ版。基板面積を抑えながらもパフォーマンスを確保したチョイスといえる。
そのほか、店頭販売モデルのメモリは4GB、ストレージはSSD128GBととなっている。カスタマイズモデルはメモリ2~4GB、ストレージはSSD128GB、256GB、512GBから選べるようになっている。なるべく購入価格を抑えたい、逆にハイパフォーマンスモデルを手に入れたいというのなら、ソニーストアのカスタマイズモデルをチョイスするとよいだろう。
インタフェースは給電機能付きUSB3.0が1基、マイクロHDMI、ヘッドホン出力、マイクロSDカードスロットとなっている。9.9mmの薄型ボディに一般的なUSB3.0端子は搭載できず、同機のために特別なUSB3.0端子を開発したという。
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右側面にボリュームボタン、電源、ヘッドホン出力を搭載。左サイドにUSB、HDMIを搭載する。写真ではわかりにくいがUSB3.0は同機用に特別に設計された形状で、下側の角が丸めてある。マイクロSDスロットは本体上面に装備 |
書き心地のよいデジタイザースタイラスペンが付属
続いて液晶ディスプレイだが、同機は解像度1,920×1,080ドットのフルHD11.6型ワイド液晶を採用する。このパネルは広視野角のIPS方式で、VAIOの十八番となりつつある「トリルミナスディスプレイ for mobile」「X-Reality for mobile」といった高画質化機能に対応。画像や映像を高精細かつ色鮮やかに表示できる。タブレット本体の裏側には115°~130°で可変できるスタンドがついており、見やすい角度に調節もできる。
この夏にデビューしたVAIO Duo 13で採用されたデジタイザースタイラスペンが付属していることもポイント。筆圧検知対応で、しかも書いているときの視覚とディスプレイに表示される“線”との視差が少なく、紙に似た書き味が得られる。指でタッチすることにより液晶表面に指紋がつくのが気になる人は、ポインティングデバイスとしてこのペンを使うのもよいだろう。また、本体背面には「Exmor RS for PC CMOS」センサーを備えた8Mカメラを搭載。ホワイトボードに書かれた情報などを鮮明に撮影できる。
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VAIO Tap 11に付属するデジタイザースタイラスペン。同梱するホルダーを使って本体に着脱することが可能だ |
背面のカメラで撮影したホワイトボード。斜めから撮影したボードでも補正し、文字が読みやすい画像に変更可能 |
Windows 8の登場から遅れること約1年。満を持して登場したWindows搭載ピュアタブレットは、ノートPCとしての使用感も十分に考えられたものだ。活用範囲の広いタブレットを探しているのなら、ぜひ注目してほしい1台だ
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