各種ゲームベンチマークも好成績

実際に使ってみた感想としては、とにかくキビキビ動く。このクラスになってしまうと、通常のブラウジングやタイピングでもたつきを感じることはまずないわけだが、ベンチマークを実行している最中の動画なども非常にスムーズだ。

ベンチマーク結果も非常に優秀なものになった。まず基本のWindowsエクスペリエンスインデックスは、プライマリハードディスクを除いた全項目で7.7以上の結果が出た。プライマリハードディスクについては、これよりよい成績を出すにはSSDを採用するしかないが、ほか項目が素晴らしい。PCMark7と3DMark11の結果もよい。ゲーミングマシンとして問題のない成績だ。

■Windowsエクスペリエンスインデックス
プロセッサ 7.7
メモリ 7.8
グラフィックス 7.7
ゲーム用グラフィックス 7.7
プライマリハードディスク 5.9
■PCMark7
PCMarks 3141
■3DMark11
3DMArks P4150

具体的なゲームベンチマークもいくつか実行してみた。まずは推奨となっている「ファンタシースターオンライン2」のベンチマークだが、フルスクリーンモードで、テクスチャ解像度とシェーダー品質を標準にしたところ、スコアは8496。「快適に動作すると思われます」というコメントも出た。なお負荷を少なくするためにウィンドウモードでテクスチャ解像度を圧縮、シェーダー品質を標準にするとスコアは25699と大きくのびた。いずれにしても「ファンタシースターオンライン2」は非常に快適に遊べるという結果だ。

「ファンタシースターオンライン2」

「LOST PLANET2」はDirectX11で起動し、フルスクリーンモードでテクスチャ解像度や影品質を「HIGH」にしたテストタイプAの結果はRANK B。FPSのアベレージは45.7となった。「FINAL FANTASY XIV」のHIGHモードは3799。「BIOHAZARD 5」をDirectX10で起動し、フルスクリーンモードの画面クオリティやテクスチャ品質を「高」にした場合のベンチマークテストAの結果は、アベレージ130.7fpsのS評価となった。「モンスターハンターフロンティアオンライン」は8285だ。

「LOST PLANET2」

「FINAL FANTASY XIV」

「BIOHAZARD 5」

「モンスターハンターフロンティアオンライン」

以上の結果から見えてくるのは、「LOST PLANET2」や「FINAL FANTASY XIV」といった負荷が高めのゲームでも十分遊べるレベルであり、「BIOHAZARD 5」などなら非常に快適に動作させられるということだ。もし高負荷なゲームをメインで遊びたいならば、BTOメニューでより上位のグラフィックス機能を指定すればよい。「ファンタシースターオンライン2」を基準に調整を考えれれば失敗もないはずだ。

推奨の「ファンタシースターオンライン2」を楽しみたいユーザーは標準構成で十分だが、さらに要求の厳しいゲームで遊びたいという場合にも、これをベースにBTOで強化すれば簡単に対応することが可能となっている。