静音性と低発熱を実現

静音と冷却の要となる、PCケースとCPUクーラーをチェックしていこう。CPUクーラーはクーラーマスターの「Hyper L3」。負荷に応じてファンの回転速度が1100~2800rpmで変化する静音クーラーだ。PCケースには、静音性の非常に高いAntecの「SOLO」が採用されている。「SOLO」のボディは振動や共振の発生を防ぐ1.0mmの硬質スチール構造を採用。パーツを取りつけていない状態で約9.2kgとかなり重いが、重さはイコール防振につながるメリットがある。さらに、両側面にはスチールとポリカボーネートを張り合わせた二層の遮音パネルを取りつけ、底面には振動を抑制する大型のシリコン足を採用する徹底ぶり。HDDを固定するネジ穴にもノイズ吸収用のゴムが配置されているほど。その一方でケース内の音を漏らさず前面から空気を取り込める吸気スリットを用意、背面には12cm角の静音ファンを備えるなど、内部の冷却もしっかりと考慮されている。なお、Radiant GX1000P35ではSOLO以外のもInwinの「IW-C588 Silent460」など複数のPCケースが選択可能だ。

クーラーマスターの静音CPUクーラー「Hyper L3」。負荷に応じて1100~2800rpmの間で回転数が変化する

PCケースとして採用されているAntecの「SOLO」は徹底した騒音・振動対策が魅力。HDDを固定するネジ穴にもノイズ吸収用のゴムが装着されている

PCケースの両側面には遮音パネルが取りつけられており、内部の騒音を外の漏らさないよう徹底している

それでもPCケースの密閉度の高さから、内部の温度が気になるところだが、測定してみた結果「問題なし!」と言い切れるものだった。本格的な夏になると熱暴走が恐ろしいが、ベンチマーク中でも約50度と問題のない温度だ。また、騒音についても高負荷状態でもCPUクーラーの回転数は2800rpmと低速なので騒音がひどくなったと感じることはなかった。また、パソコンに負荷がかかっていない状態、つまりアイドル時の温度は約30度と室温と大差のない数値となっている。しかも、アイドル時はCPUファンが停止しているので、動作音もほとんど気にならない。むしろ、静か過ぎて不安になり、ケースのなかを確認してしまったほど。ネットサーフィン程度ならば、ファンが駆動することはないので、騒音を気にせず深夜でも安心してネットが楽しめるのはうれしい限りだ。

PCケースの側面。ケーブルはスッキリまとめられており、拡張ボードの増設もラクラク行える

HDDや光ドライブはレールで固定する方式が採用されており、簡単に取りはずしが可能となっている。メンテナンス性の高さも魅力のPCケースだ

自作並みに選べるパーツチョイス

サイコムならではの特徴として、注文画面である「カスタマイズAREA」でCPUやメモリをはじめ、光学ドライブ、グラフィックボード、サウンドボード、PCケースや電源にいたるまで、とにかくほとんどのパーツを自由に変更できる点がある。その種類は豊富で、例えばグラフィックボードではNVIDIA、ATIともに最高峰クラスから静音性の高いファンレスタイプまで10種類以上あり、予算や目的に合わせて柔軟に構成を変えられるのが大きな魅力だ。しかも、しっかりと動作検証を行ってからの出荷となるため、自作パソコンよりもずっと安心感は高い。最新スペックと静かに使えるパソコンを求めているなら、ぜひイチオシしたいモデルだ。

CPUをはじめ、メモリ、HDD、グラフィックボード、テレビチューナーなどほとんどのパーツを増設や交換が可能。自分好みのスペックに仕上げられる

(マイコミジャーナル広告企画)

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