不動産投資型クラウドファンディングに関する意識調査|約70%の人が知らない不動産クラファンとは?1番人気の投資の種類は…

最低1万円から気軽に不動産投資ができる「不動産クラウドファンディング」というサービスが近年注目されており、不動産クラウドファンディングを運営する会社も年々増えています。

しかし、「不動産クラウドファンディングという言葉も聞いたことがない!」「どのくらいの人がやっているの?」「一番利用されているサービスは?」と疑問に思う人も多いのではないでしょうか?

マイナビニュース不動産投資ガイド運営では、全国の20歳以上の男女200人を対象に意識調査を実施して、不動産クラウドファンディングの認知度や利用度について分析しました。

目次

「不動産投資型クラウドファンディング」の意識調査結果まとめ

  • 少額から気軽に始められる「不動産投資型クラウドファンディング」は、約7割の人が知らない!
  • 200人中108人は「投資経験なし」!
  • 一番投資経験が多いのは「株式投資」が、37.5%!不動産クラウドファンディングは全体の1%!
  • 不動産投資型クラウドファンディングの良いところ。1位「少額から始められる(75%)」2位「高利回りが期待できる(45%)」

アンケートの調査概要

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調査名不動産投資型クラウドファンディングに関する意識調査
調査方法アンケート収集ツールFreeasy
調査期間2024年7月1日〜7月8日
アンケート回答者総数200人
回答者の年齢20〜29歳:2人30〜39歳:6人40〜49歳:27人50〜59歳:63人60〜69歳:61人70〜79歳:35人79〜80歳:6人
回答者の年収100万円以下:56人(男24/女32人)100万円〜200万円未満:28人(男16人/女12人)200万円〜300万円未満:37人(男30人/女7人)300万円〜400万円未満:22人(男18人/女4人)400万円〜500万円未満:14人(男11人/女3人)500万円〜600万円未満:14人(男12人/女2人)600万円〜700万円未満:7人(男5人/女2人)700万円〜800万円未満:8人(男7人/女1人)800万円〜900万円未満:2人(男2人/女0人)900万円〜1000万円未満:2人(男2人/女0人)1000万円〜1500万円未満:5人(男5人/女0人)1500万円以上:5人(男4人/女1人)
回答者の居住地(都道府県)北海道12人・青森3人・岩手2人・宮城7人・秋田3人・山形2人・福島2人・茨城6人・栃木2人・群馬2人・埼玉8人・千葉17人・東京36人・神奈川14人・新潟1人・富山1人・石川1人・山梨1人・長野3人・岐阜1人・静岡3人・愛知14人・滋賀3人・京都9人・大阪13人・兵庫5人・奈良1人・鳥取1人・岡山1人・広島3人・山口1人・徳島1人・香川2人・愛媛1人・高知1人・福岡6人・佐賀2人・長崎2人・熊本4人・宮崎2人・鹿児島1人
※調査結果データの引用、転載に際しては必ず「不動産投資型クラウドファンディングに関する意識調査|マイナビニュース不動産投資ガイド運営調べ」と記載してください。

不動産クラウドファンディングのおすすめサービスを比較紹介している以下の記事もあわせてご覧ください。

72%の人が知らない!「不動産投資型クラウドファンディング」とは

20歳〜99歳までの幅広い年齢層の200人に「不動産投資型クラウドファンディングを知っていますか?」と聞いたところ、72%の人が「いいえ」と回答しました。

不動産投資型クラウドファンディングは、最低1万円という少額から投資できて、投資物件の運用管理は不動産投資のプロである業者に任せられる手軽さから、近年人気の不動産投資の方法ですが、まだ世間一般の認知度は低いことがわかりました。

サービスによって、取り扱う投資物件の種類や想定利回りは異なりますが、人気があるサービスの投資ファンドを一部紹介します。

COZUCHI(コヅチ)|想定利回り10%以上の投資物件が豊富

COZUCHIは、1999年創業のLAETOLI株式会社が運営する不動産投資型クラウドファンディングサービスです。

想定利回りが10%以上の厳選した投資物件を多く扱っており、リターン上限を設けていないためローリスクかつミドル〜ハイリターンな投資が期待できます。

最低投資額は1万円からで、途中解約も可能です。

※画像引用元:COZUCHI公式サイト

みんなで大家さん|2ヶ月ごとの分配・途中解約も可能

みんなで大家さんは、最低100万円から投資ができる不動産投資型クラウドファンディングサービスです。

他のサービスと比べると最低出資額は高額ですが、平均の想定利回りは6%以上と高く、空港周辺の開発用地やテーマパーク、ホテル、物流施設の組入物件など多彩な案件が揃っているため、人気があります。

特徴的なのは、2ヶ月ごとに分配があり、途中解約が可能な点です。

※画像引用元:みんなで大家さん公式サイト

半数以上の人は「投資経験なし」!一番人気の投資は「株式投資」2位は「国債(債券投資)」

アンケート対象者200人のうち、「投資経験なし」と回答した人は全体の54%という結果でした。

また、37.5%にあたる75人は「株式投資」の経験があると回答していることから、「株式投資」が投資種類の中で一番人気だということがわかります。

株式投資の次に投資経験が多いのは、「債権投資(国債)」で、次いで「ETF(上場投資信託・投資信託)」と「FX(外国為替保証金取引)」という結果になりました。

本調査の目的である「不動産投資型クラウドファンディング」の経験があると回答した人は全体の1%で、他の投資の仕方と比較すると非常に少ないことがわかります。

不動産投資経験がある200人を対象に、不動産投資及び不動産投資会社の意識調査を行ったこちらの記事もおすすめです。

不動産クラウドファンディングの良いところは「少額から始められる」が75%!「高利回りが期待できる」45%

不動産投資型クラウドファンディングの良いと思う点を聞いたところ、「少額から始められる」と回答した人が一番多く、全体の75%でした。

また、「高利回りの期待(45.83%)」「分散投資の手段(41.67%)」と回答した人も多く、不動産投資型クラウドファンディングを利用する人は、少額ずつ分散して投資したいというニーズが伺える結果となりました。

一方、「注目されているから」と回答した人は全体の12.5%と少なく「知り合いが利用しているから」に関しては0%という結果で、不動産投資型クラウドファンディングの認知度がまだ低いことがわかります。

投資可能な資金は「3万円未満」が圧倒的!しかし、「100万円〜200万円未満」と回答した人も全体の7.5%いる!

投資できる資金の範囲は、「3万円未満」と回答した人が一番多く、全体の48%という結果でした。

次いで「3万円〜5万円未満(8%)」でしたが、「100万円〜200万円未満」と回答した人は7.5%と多いことから、不動産投資をする際は、ある程度の資金を確保している人が一定数いることがわかります。

不動産投資型クラウドファンディングの情報収集方法は「ネット広告」が半分以上!次いで「テレビ」が約40%!

不動産投資型クラウドファンディングに関する情報収集の手段として、一番多いのは「インターネット広告」が54.76%でした。

次に多いのが「テレビ」でしたが、これは今回のアンケート回答者の年齢層が高めということも影響していると考えられます。

「SNS」で情報収集している人は9.52%に留まり、その他の回答としては「仕事で知った」という人もみられました。

不動産投資に関する知識をつけるためには、不動産投資会社が主催しているセミナーに参加するのもおすすめです。おすすめの不動産投資セミナーを紹介した以下の記事も合わせてご覧ください。

まとめ

20歳以上の男女200人を対象に、不動産投資型クラウドファンディングの意識調査を行った結果、不動産投資型クラウドファンディングという不動産投資方法を知っている人はわずか21%でした。

COZUCHI」や「みんなで大家さん」などの人気サービスは、最近インターネットCMでもよく見かけますが、まだ世間の認知度は低いようです。

また、経験がある投資の種類として一番多いのは「株式投資」で、投資のリスクを軽減させるための分散投資の手段として、不動産投資型クラウドファンディングを行うという人も多いことがわかりました。

不動産投資型クラウドファンディングの良い点は、最低1万円という少額から気軽に始められ、マンションや戸建て以外にも商業施設やホテルなど個人では投資が難しい規模でも投資が可能なことが挙げられます。

アンケート結果の利用について

調査結果データの引用、転載に際しては必ず「不動産投資型クラウドファンディングに関する意識調査|マイナビニュース不動産投資ガイド運営調べ」と記載してください。

調査結果は、本記事に記載されている内容をそのまま引用してください。結果の改変や歪曲はしないでください。

また、Webメディア、SEO記事に掲載する場合は、本記事へのリンク設定をお願いいたします。

▼出典記載例

※出典:「不動産投資型クラウドファンディングに関する意識調査」| マイナビニュース不動産投資ガイド運営調べ

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