iPhoneユーザのほとんどが、2種類以上のメールアドレスを使い分けているはず。すべてのユーザにはiCloudメール(xxx@icloud.com)が与えられ、さらに携帯メールのアドレスとしてソフトバンクユーザには「xxx@softbank.ne.jp」、au/KDDIユーザには「xxx@ezweb.ne.jp」が与えられるからだ。

GmailやYahoo! メール、Microsoft Hotmailといった無料のメールアドレスも利用できる。インターネットプロバイダから与えられたメールアドレスも使えるので、インターネットメールの利用に関してはパソコンと同じと言っていいだろう。

iOSの「メール」には複数のメールアカウントを登録できるが、メール到着時どのメールアカウントに届いたかわかりにくいのが難点。たとえば、デフォルトの設定では未読数を意味する赤丸(アイコンバッジ)はすべてのメールアカウントが合計されてしまう。メールアカウントの違いが到着時点でわかれば、仕事とプライベートどちらのメールかすぐ判定できるのに、と考えるユーザは多いことだろう。

そんなときには、メールアカウントごとに異なる通知音を設定しよう。初期設定では一律「鐘」が設定されるが、iOS 6には全28種の通知音が用意されているため、メールアカウント単位で鳴り分けさせることができる。バイブレーションのパターンも全7種あるので、あわせて変更しておけば、マナーモード時でも混乱しないはずだ。

操作手順をカンタン解説

1 「設定」を起動し、「通知」をタップする

2 「メール」をタップする

3 変更したいメールアカウントをタップする

4 「新着メールの通知サウンド」をタップする

5 任意の通知音をタップし、チェックマークが付いた状態にする。バイブレーションについても同様に、「ラピッド」や「S.O.S.」などの振動パターンを選択する。この作業をメールアカウントごとに繰り返そう

(提供:iPad iPhone Wire)