Instagram、Twitter、TikTokなど、有名なSNSは魅力がいっぱい。どれかに絞ることなく、それぞれにアカウントを作って楽しんでいる人が多いと思います。それどころか、ひとつのSNSに複数のアカウントを持っている人もいますよね。

でも、2021年初めのClubhouseブームを見て、私は感じたのです。「もしかして主要なSNSに飽きてる……?」と。

Clubhouseは「音声」という新たな切り口だったこともありますが、数年前にはMastodon(マストドン)というSNSもブームとなりました。Mastdonブームはまもなく終わってしまいましたが、新しいサービスで楽しみたいという気持ちが誰にもあるのだと思います。そこで、今回は私が注目しているサービスを紹介します。

親しい友達とのたまり場が作れる「パラレル」

  • 気軽に友達とグループ通話できる「パラレル」

パラレルは友達とオンライン上で遊ぶ通話アプリです。サービス上で新たな友達と出会うわけではないため、コミュニケーションとしてはLINEに近いかもしれません。ただ相手に直接連絡を入れるのではなく、誰かと話したいときにパラレルで待っているという「たまり場」感覚のサービスです。

「恋バナしたい」などの名前でルームを作れば、友達が「どうしたの?聞こうか?」と集まってくるかも。コンテンツも「大富豪」や「神経衰弱」といったゲームをはじめ、みんなで書き込めるホワイトボードや画面共有機能もあるので、仕事の相談や話し合いにも使えそう。コロナ禍で友達と集まることが難しいこともあり、月間の利用者は1年で約830%増だとか。ユーザーの70%がZ世代の若者で、1日の通話時間は平均3時間。気心知れた友人と交流を深めるためにもってこいのサービスです。

ゲームや趣味の仲間とわいわい交流できる「Discord」

  • テキストと音声、ビデオ通話で交流する「Discord」

Discord(ディスコード)は、テキストと音声、ビデオ通話でコミュニケーションするサービスです。おもにオンラインゲームをしながら会話をしたい人に活用されていますが、自分の情報発信や交流の場として使う人たちもいます。

Discordでは、自分の「サーバー」を作成し、カテゴリーごとにチャンネルを作ります。「イベント企画」「雑談」などに分けておくことで、話題が混在することがなくなり、スムーズな交流ができます。また、パソコン、スマホのどちらからでも参加できるのもうれしいところです。

すでにDiscordを使っている知り合いがいるときは、サーバーに招待してもらいましょう。誰もいない場合は好みの話題で盛り上がっているサーバーを探して入ってみてくださいね。(参考:Discordでほかのユーザーのサーバーを探す

ポストInstagram?「Sharee(シェアリー)」

  • 雑誌を読む感覚で楽しめる「Sharee」()

Instagramでグルメやファッションに関する情報をゲットしている人、好きなモノを気軽に発信したい人にぜひ使ってもらいたいサービスが「Sharee(シュアリー)」です。TikTokを運営しているBytedanceによるアプリです。

アプリを開くと、Instagramでよく見られる文字入りの画像が入った投稿などが並んでいます。投稿を開くと、紹介している商品についてしっかり説明されており、情報量からミニブログとも言えるかもしれません。見返したい投稿は「保存」ボタンでチェックしておくと便利。気になる点はコメントで投稿主に質問してみましょう。

投稿には外部サイトへのリンクを張れるので、ブログや他のSNSへの誘導にも活用してもいいですね。このリンクが簡単に設置できる点とパソコンからも投稿できる点がInstagramとの大きな違いです。