Microsoft Edge(以下、Edge)は新たにショッピング機能を備えた。公式ドキュメントの説明によれば、ECサイトのドメイン一覧をMicrosoftから取得し、ECサイトアクセス時に価格動向やクーポンを提示する機能である。

  • EdgeでAmazon.co.jpにアクセスし、URL右にある値札のようなアイコンをクリックすると、何らかのクーポンが提示される

本稿執筆にあたって、Yahoo!ショッピングや楽天市場も確認してみたが、クーポンが提示されるのはAmazon.co.jpのみ。この時点で国内からは利用可能なECサイトは限られるといえるだろう。また、たとえば上図ではAmazonクーポンが表示されているが、どの商品が割引対象なのかも不明だ。試しにクーポンコードで検索してたところ、microSDHCカード向けだった。

筆者にとってECサイトはウィンドウショッピングする場所ではなく、事前に性能や評判などを調査してから、型番決め打ちで購入する場所である。そのため、Edgeのショッピング機能はポップアップが開くぶん、やや面倒な存在だ。これは次の操作で無効化できる。

  • ポップアップの「…」→「設定の管理」と順にクリック/タップする

  • だが、新機能でローカライズが追いついていないのか、検索キーワードがヒットしない。CanaryチャネルのEdgeも同様だ

  • 内容を「ショッピング」に書き換えて検索を実行し、「Microsoft Edgeでのショッピングで時間とお金を節約する」のスイッチをオフに切り替える

アドレスバーから「edge://settings/privacy」を実行して設定ページを直接呼び出しても構わないが、「Microsoft Edgeでのショッピングで時間とお金を節約する」はページ下部に配置されているため、検索機能を用いた方が簡単だ。