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安定版となるMicrosoft Edge バージョン89では、ウィンドウフレームの配色を指定する「アクセントカラー」を備えている。当然ながらバージョン89にだったベータ版やDev版、Canary版でも利用可能だったが、安定版でも試験段階の機能にとどまっているようだ。そこでEdge 89でアクセントカラーを有効にする手順を紹介しよう。

  • アドレスバーに「edge://flags/#edge-color-theme-picker」と入力して「Enter」キーを押し、ドロップダウンリストから「Enabled」を選択したら「再起動」ボタンをクリック/タップする

これで事前準備は完了。後は「設定/外見」を開き、任意のアクセントカラーを選択するだけだ。

  • 「…」→「設定」→「外見」と順にクリック/タップするか、アドレスバーに「edge://settings/appearance」と入力して「Enter」キーを押す。こちらは「edge-color-theme-picker」が「Default」もしくは「Disabled」の状態

  • 「edge-color-theme-picker」が「Enabled」になると「アクセントカラー」の選択が可能になる

  • 任意の配色(ここでは「緑」)をクリック/タップで選択すると、タイトルバーやアドレスバーの領域が選択色に切り替わる

Microsoft Edgeはタブをデスクトップの何もない領域にドラッグ&ドロップすると、別ウィンドウに分離できるが、アクセントカラーはすべてのウィンドウで同一に適用される。なお、アクセントカラーの設定は、筆者のように安定版以外のチャネルをインストールしている方が瞬時に見分けるために使っても便利だ。