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「画面切り取り領域」を活用する
Windows 10 バージョン1903では、既存のスクリーンショット撮影方法に新たな手法が加わった。それが「画面切り取り領域」である。基本的な操作方法は「Snipping Tool」と一緒だが、「Windows 10更新アシスタント」で機能更新プログラムを適用すると、クイックアクションに現れないことがあるため、以下の手順で有効にしておこう。
なお、「画面切り取り領域」は「Win」+「Shift」+「S」キーでも呼び出せるので、ショートカットキーもしくはクイックアクションの、どちらか使いやすい方法を選択してほしい。
「画面切り取り領域」を実行した状態では、デスクトップ上部にツールバーが並んでおり、左から「四角形の領域切り取り」「フリーフォーム領域切り取り」「ウィンドウの領域切り取り」「全画面表示の領域切り取り」となる。
「四角形~」「フリーフォーム領域~」はドラッグなど選択した範囲がクリップボードに格納され、編集するにはMicrosoft Storeから無料で入手できる「切り取り&スケッチ」を使用する。撮影したスクリーンショットは他者との情報共有や書類作成に用いることが多いため、本ツールから保存するか、アプリの起動を選択すると便利だ。
ちなみに「Win」+「Shift」+「S」キーが押しにくいと感じる方は、「設定」の「簡単操作/キーボード」で設定を切り替えれば、「PrtSc(PrintScreen)」キーで代替できる。
阿久津良和(Cactus)