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直近のMicrosoft Storeでは可能に

自動更新機能を備えるUWPアプリは実に便利だ。デスクトップアプリをパッケージングするDesktop Bridgeの登場で、新バージョンへの更新もスムーズに行われる。既存のデスクトップアプリの更新作業が繁雑に感じるほどだ。

UWPアプリの配信基盤となるMicrosoft Storeも改善を重ねており、2018年末あたりから、Microsoftアカウントに登録したデバイスに対するUWPアプリの展開を可能にしている。

  • Microsoft Storeで任意のUWPアプリページを開き、「…」→「自分のデバイスにインストールする」と順にクリック/タップする

  • デバイス一覧が現れたら、リモートインストールするデバイスにチェックを入れてから、「今すぐインストール」ボタンをクリック/タップする

  • 「OK」ボタンをクリック/タップする

通常であれば、上記手順を踏むとUWPアプリをリモートインストールできるものの、Microsoftストアのデバイス管理には「10台まで」という大きな制限が設けられている。

  • 対象となったPCを起動すると、選択したUWPアプリのインストールが始まる

  • 数十秒ほどでインストールが完了し、UWPアプリの利用が可能となる

一覧に対象となるデバイスが現れない場合は、すでに利用していないPCを管理リストから削除する他はない。なお、UWPアプリのインストールが始まらない場合は、Microsoft Storeの「…」→「マイライブラリ」を選択して確認しよう。

阿久津良和(Cactus)