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付箋アプリの「Sticky Notes」は常に進化している。同アプリは同期機能を備えているが、現在はWeb版も同期対象に加わった。Google Keepのようにデバイスの垣根を越えた利用が可能だ。

Web版Sticky Notesからアクセス

付箋アプリである「Sticky Notes」。現在はバージョン3.xとなり、同じMicrosoftアカウントやAzure ADアカウントを使ったPC間や、Outlookとの同期もサポートしているが、最近Webサイトも同期対象に加わった。

  • まずはWindows 10上のSticky Notesで任意のメモを作成する

Web上のSticky Notesにアクセスすると同期が始まり、数秒後には上図と同じ付箋が現れる。

  • Web上のSticky Notesにも同様の付箋が現れる

これらのデータはクラウド上に同期されているため、Web上で追加・更新した付箋はWindows 10のデスクトップやOutlookなど、他の同期対象にも反映される。

  • Web上のSticky Notesで付箋を追加すると……

  • Windows 10のデスクトップにも反映される

リンク先のURLを見るとOneNote Onlineの下に加わった機能だが、OneNote Onlineから参照する仕組みは掲載時点(2018年11月16日)で用意されていない。そのため、先のURLをブックマークすることをお薦めする。

なお、MicrosoftはSticky Notesの大幅な改善を予定しており、時期は未定だがiOS版やAndroid版のリリースも予定している。

阿久津良和(Cactus)