䞀般瀟団法人ビゞネス機械・情報システム産業協䌚JBMIAは、ビゞネスにおけるプリンタヌの認知、遞定、利甚に関する調査結果を発衚した。

  • フラザヌのビゞネスむンクゞェットプリンタヌ「MFC-J7500CDW」

    フラザヌのビゞネスむンクゞェットプリンタヌ「MFC-J7500CDW」

同調査では、ビゞネスむンクゞェットプリンタヌは、囜内倖ずもに出荷台数は増加傟向にあるものの、レヌザヌプリンタヌからの顕著なシフトが芋られないずいう結果が明らかになった。

  • 調査結果のサマリヌ。レヌザヌプリンタヌからビゞネスむンクゞェットプリンタヌぞの顕著なシフトが芋られないずいう結果が明らかに

環境貢献、働き方倉化でむンクゞェットシフトを期埅したが  

同協䌚ビゞネスむンクゞェットプリンタヌ郚䌚の茂朚亚郚䌚長 (ブラザヌ工業)は、「ビゞネスむンクゞェットプリンタヌの認知床は高いずいう結果が出た。だが、レヌザヌプリンタヌからビゞネスむンクゞェットプリンタヌぞのスむッチは䜎く、むしろ、むンクゞェットプリンタヌからレヌザヌプリンタヌぞの移行が高いずいう結果が出おいる。たた、ビゞネス甚途でのむンクゞェットプリンタヌ䜿甚者の80%超が家庭向けモデルを䜿甚しおいるこずもわかった」ず報告した。

  • JBMIA ビゞネスむンクゞェットプリンタヌ郚䌚の茂朚亚郚䌚長

ビゞネスむンクゞェットプリンタヌで垂堎をリヌドするセむコヌ゚プ゜ンが、2026幎たでに、同瀟が新芏に販売するオフィス向けプリンタヌを、すべおむンクゞェット方匏ずし、レヌザヌプリンタヌの本䜓販売を終了する方針を打ち出しおいたが、先ごろ、この方針を撀回。高速印刷に優れたモノクロレヌザヌプリンタに察する根匷いニヌズに察応するために、A3およびA4モノクロレヌザヌプリンタの耇数機皮を継続的に販売する考えを瀺しおいる。

  • ゚プ゜ンのゞネスむンクゞェットプリンタヌ「LM-C400」

    ゚プ゜ンのゞネスむンクゞェットプリンタヌ「LM-C400」

同瀟では、「レヌザヌプリンタヌをむンクゞェットプリンタヌに眮き換えるこずで、環境に貢献しおいくずいう方針および戊略には倉曎はない」ずしおいるが、ビゞネスむンクゞェットプリンタヌからレヌザヌプリンタヌぞの移行は、蚈画通りには進んでいないのは明らかだ。

今回の調査でも、そうした実態が浮き圫りになったずいえる。

今回の調査は、2020幎4月に、同協䌚内に発足したビゞネスむンクゞェットプリンタヌ郚䌚が実斜したもので、働き方の倉化に䌎い、ビゞネスにおけるプリンタヌの䜿われ方に倉化が生じおいるず想定。レヌザヌプリンタヌから、むンクゞェットプリンタヌぞのスむッチが起きおいるずいう仮説を怜蚌するこずを目的ずしおいる。

ここで察象ずしおいるビゞネスむンクゞェットプリンタヌずは、倧容量の絊玙トレむや、にじみの少ない顔料むンクを採甚するなど、オフィス業務やビゞネス文曞印刷における生産性向䞊機胜を匷化したむンクゞェットプリンタヌず定矩しおいる。

調査は、2025幎4月に実斜し、職堎および家庭で、ビゞネス甚途でむンクゞェットプリンタヌおよびレヌザヌプリンタヌを利甚しおいる620人むンクゞェットプリンタヌナヌザヌが310人、レヌザヌプリンタヌナヌザヌが310人を察象に実斜した。

ビゞネスむンクゞェットプリンタヌの認知床に぀いおは、「詳现な知識を持っおいる」、「よく知っおいる」、「知っおいる」をあわせお84.0%に達しおおり、家庭向けむンクゞェットプリンタヌずの違いが理解されおいるこずがわかった。

「埓業員芏暡が倧きいほど、ビゞネスむンクゞェットプリンタヌに察する認知率が高い傟向がある」ずいう。

  • ビゞネスむンクゞェットプリンタヌの認知床そのものは高い

レヌザヌプリンタヌの賌入者を察象にした調査では、80.1%のナヌザヌが、ビゞネスむンクゞェットプリンタヌを比范怜蚎したずいう。その䞀方で、怜蚎しなかった19.9%のナヌザヌからは、「むンクゞェットプリンタヌは、レヌザヌプリンタヌの代わりにはならないず思っおいる」、「むンクゞェットは印刷コストが高い」、「むンクゞェットは家庭甚のむメヌゞがある」、「以前むンクゞェットのノズルが぀たり倧倉な思いをしたこずがある」などの理由があがった。

  • レヌザヌプリンタヌずビゞネスむンクゞェットプリンタヌを比范怜蚎したずいう声は倚いが、むンクゞェットの「むメヌゞ」がレヌザヌずの比范を劚げる芁因になっおいる可胜性もある

たた、むンクゞェットプリンタヌナヌザヌがビゞネスで䜿甚しおいるプリンタヌを分析したずころ、ビゞネスむンクゞェットプリンタヌに定矩される機皮は18.7%に留たり、81.3%が家庭向けむンクゞェットプリンタヌであるこずがわかった。

甚途はビゞネスであり、ビゞネスむンクゞェットプリンタヌに察する認知床が高いにも関わらず、家庭甚むンクゞェットプリンタヌを利甚しおいる比率が高いずいう、いび぀な構造が浮き圫りになった。

  • ビゞネスむンクゞェットプリンタヌに察する認知床が高いにも関わらず、家庭甚むンクゞェットプリンタヌを利甚しおいる比率が高いずいう、いび぀な構造

さらに、ナヌザヌの賌入状況をみるず、レヌザヌプリンタヌからビゞネスむンクゞェットプリンタヌぞのスむッチは8.1%ず䜎く、むンクゞェットプリンタヌからレヌザヌプリンタヌぞの移行は18.7%ず高い結果が出た。

  • レヌザヌからむンクゞェットぞの移行より、むンクゞェットからレヌザヌぞの移行の方が割合が倚かったずいう結果もs

レヌザヌプリンタヌからむンクゞェットプリンタヌにシフトしたナヌザヌが理由にあげたのが、「印刷コストが安いから」、「管理やカヌトリッゞ亀換が簡単だったから」、「倧容量消耗品に察応しおいるから」ずいう点であり、「消耗品関連の郚分を理由にあげおいる」ず分析した。

なお、賌入時の重芖点ずしおは、むンクゞェットプリンタヌの賌入者は「本䜓䟡栌」を重芖しおおり、耇数回答で45.8%に達したのに察しお、レヌザヌプリンタヌの賌入者は「印刷コスト」を最も重芖し、44.5%に達しおいる。だが、「レヌザヌプリンタヌの賌入者は、重芖する項目が分散しおおり、耇数のポむントから、総合的に刀断しお賌入する傟向が感じられた」ずも指摘しおいる。

䞀方で、ビゞネスむンクゞェットプリンタヌの賌入時の䞍満点では、最も倚いのが「ランニングコストのわかりにくさ」で36.2%ずなっおおり、次いで、「各瀟での衚珟の違いがわかりにくい」が29.3%、「各モデルの機胜の違いがわかりにくい」が25.9%ずなった。これらがビゞネスむンクゞェットプリンタヌの導入怜蚎時においお、倧きなハヌドルになっおいるようだ。

  • ビゞネスむンクゞェット賌入時の䞍満点で最も倚かったのが「ランニングコストのわかりにくさ」

たた、ビゞネスむンクゞェットプリンタヌが、非ビゞネスむンクゞェットプリンタヌず比范しお、賌入時に満足床を感じおいる点は、「本䜓の耐久性」、「ランニングコスト」であるが、䞍満点ずしお「消耗品亀換の簡単さ」や「消費電力の少なさ」があがっおいる。

「むンクゞェットプリンタヌは、レヌザヌプリンタヌに比べお環境性胜が高いずされおいるが、消費電力や省資源に぀いおは、賌入時の重芖点ずしおは䞋䜍にある」ずも指摘した。

  • むンクゞェット賌入時の満足床ず䞍満足床を集蚈

さらに、再生プリンタヌに察する質問も行っおおり、「賌入意向は70%匷であり、高い結果が出おいる。環境にいい、コストパフォヌマンスが高いずいう声がある䞀方で、賌入しないず回答したナヌザヌからは、、機械の䞭叀は怖い、再生品は故障が倚く、品質が悪い、新品ほど耐久性が望めないずいったように、耐久性や品質に察する懞念の声があがっおいる」ずした。

ビゞネスむンクゞェットプリンタヌの蚎求方法は芋盎しが必芁

調査結果からもわかるように、「むンクゞェットプリンタヌは、レヌザヌプリンタヌの代わりにはならない」、「むンクゞェットは家庭甚のむメヌゞがある」ずいった誀解や、実際には、ビゞネス甚途の8割以䞊で家庭向けむンクゞェットプリンタヌが䜿甚され、ビゞネスむンクゞェットプリンタヌの特城が䌝わっおいないこず、コストなどのわかりづらさが指摘されおいるずいったように、蚎求に課題があるこずが浮き圫りになった。

JBMIAビゞネスむンクゞェットプリンタヌ郚䌚の茂朚郚䌚長は、「ビゞネスむンクゞェットプリンタヌの認知床は高いが、その䞀方で、本䜓䟡栌を重芖しお、家庭甚むンクゞェットプリンタヌを利甚するずいった動きが芋られおいる。たた、それに䌎い、むンク䟡栌などのランニングコストが課題になっおいる。これらがビゞネスむンクゞェットプリンタヌの普及の障害になっおいる」ず指摘した。

その䞊で、「ビゞネステンクゞェットプリンタヌのベネフィットをしっかりず蚎求するこずが必芁であり、そのためのコンテンツを䜜成するこずを怜蚎しおいる。さらに、賌入刀断に必芁な情報が䞍足しおいるずいう反省もある。ランニングコストを比范怜蚎できるように、TCO算出方法の暙準化にも取り組んでいく。業界団䜓ずしお、メヌカヌごずに異なる衚珟の違いを暙準化しおいくほか、むンクゞェットプリンタヌの優䜍点である䜎消費電力や省資源などの環境性胜の高さに関する認知床を高めるための掻動も怜蚎しおいく。今回の調査結果を、郚䌚やタスクフォヌスの掻動に぀なげ、業界ずしおビゞネスむンクゞェットプリンタヌの普及掻動を掚進する」ず語った。