本連載では、「よく使うけど忘れやすいMicrosoft Officeの操作」をキーワードに、Officeアプリケーションの基本操作や各種機能の使い方を解説していきます。今回は、効率的に日付を入力する方法について確認します。Excelには日付を入力しやすくするための機能が搭載されており、上手に使いこなせば日付入力の手間を大きく軽減できます。
本連載は、記事執筆時点で最新の状態にアップデートしたMicrosoft Office 2016をもとに制作しています
特定のフォーマットで入力して日付に変換
たとえば、「6月1日」という日付をセルに入力しようとする場合、「6/1」または「6-1」と入力して[Enter]キーを押すと、Excelの機能で「6月1日」に自動変換されます。ローマ字入力でカナ漢字変換を行う必要がなく、効率的に入力できます。
日付への自動変換を回避するには
このように日付を自動変換する機能は便利ですが、「6-3」をそのまま入力したいケースもあるはずです。その場合は、文字列の先頭に「'」(アポストロフィ)を付けて入力するか、セルの書式設定を変更してから入力します。
「TODAY」関数で今日の日付を自動入力
Excelのファイルを開いた際に、その日の日付を自動的に入力したいような場合は、「TODAY」関数を利用します。日報や報告書などの作成をはじめ、いろいろと活用できる関数なので覚えておいて損はないでしょう。