本連載では、「よく使うけど忘れやすいMicrosoft Officeの操作」をキーワードに、Officeアプリケーションの基本操作や各種機能の使い方を解説していきます。今回は、Excelで複数のセルを選択し、指定した条件に合致するセルに色を付ける方法を確認します。数値や文字列など、さまざまな条件を設定することができます。

本連載は、記事執筆時点で最新の状態にアップデートしたMicrosoft Office 2016をもとに制作しています

「条件付き書式」機能を活用する

たとえば、作成した表にある金額の列で、指定した金額以上の数値が入ったセルだけを目立たせたいという場合、イチイチ手動でセルの内容を確認して色を変更していくのは効率的とはいえません。そこで使いたいのが、Excelに搭載されている「条件付き書式」機能です。ここでは、数値(金額)を指定し、それ以上の数値が入ったセルには自動で色を付ける手順を紹介します。

  • 条件を設定したいセルをドラッグして範囲選択したら、「ホーム」タブのリボンにある「条件付き書式」アイコンをクリックします

  • 「条件付き書式」のプルダウンメニューが表示されるので、「セルの強調表示ルール」→「指定の値より大きい」を選択します

  • 「指定の値より大きい」画面が表示されたら、入力欄に数値を入力(ここでは「500」)して「OK」をクリックします。入力欄右の項目の「▼」をクリックすれば、セルに適用する色を選択することが可能です

  • 指定した条件(ここでは「500」)より大きな数値が入っているセルに色が付きました

  • 条件付き書式を解除したい場合は、セルを範囲選択して「条件付き書式」→「ルールのクリア」→「選択したセルからルールをクリア」を選択します

文字列も「条件付き書式」で指定可能

数値ではなく、特定の文字列を条件に指定してセルに色を付けることも可能です。ここでは例として特定の名前が入ったセルを目立たせる方法を紹介します。「条件付き書式」の基本的な使い方を覚えておけば、特定のセルを簡単に強調することができるようになって便利です。

  • 画面の例では、担当者を入力した列のセルを範囲選択しています。この状態で「ホーム」タブの「条件付き書式」アイコンから「セルの強調表示ルール」→「文字列」を選択します

  • 「文字列」画面が表示されるので入力欄に目立たせたい文字列(ここでは「佐藤」)を入力。右の項目で書式(文字と背景の色)を選択して「OK」をクリックすると、「佐藤」と入力されたセルが強調表示されます