本連載では、「よく使うけど忘れやすいMicrosoft Officeの操作」をキーワードに、Officeアプリケーションの基本操作や各種機能の使い方を解説していく。第18回目は、Excelに搭載されている「オートフィル」機能を紹介しよう。セルのコピーや連番入力などさまざまな操作が行えるので、覚えておいて損はないはずだ。

本連載は、記事執筆時点で最新の状態にアップデートしたMicrosoft Office 2016をもとに制作しています

文字列のコピーや連番入力を簡単に行える

セルをクリックして選択した状態にすると、右下部分に四角いマークが表示される。このマークを「フィルハンドル」といい、クリックして下にドラッグすることでセルのコピーが簡単に行える。これがオートフィル機能だ。セルに入力されている文字列によって、オートフィル機能の動作は変わってくる。ここではいくつかの文字列を例に、オートフィル機能の使い方を確認していく。

数字の「1」を入力したセルのフィルハンドルを下にドラッグしてみると

「1」の文字列がドラッグしたセルにコピーされた

次に「1」「2」と入力したセルをまとめて選択し、フィルハンドルを下にドラッグすると

この場合は、「1」「2」に続く「3」「4」「5」……の連番がドラッグしたセルに入力された

今度は「ビール」という文字列を入力したセルのフィルハンドルを下にドラッグ

当然ながら「ビール」の文字列がドラッグしたセルにコピーされた

最後に「日本酒1」と入力したセルを選択してフィルハンドルをドラッグしてみる

「日本酒2」「日本酒3」「日本酒4」……という連番の文字列がドラッグしたセルに入力された

このように、セル内の文字列によってオートフィル機能でコピーされる内容が変わってくるので、ルールを理解して上手に活用していこう。