本連載では、「よく使うけど忘れやすいMicrosoft Officeの操作」をキーワードに、Officeアプリケーションの基本操作や各種機能の使い方を解説していく。第20回目は、Excelの表示倍率を変更する方法について確認していこう。スライダーを使ったり、リボンのアイコンから設定したりと、さまざまなな操作で表示倍率を調整することが可能だ。

本連載は、記事執筆時点で最新の状態にアップデートしたMicrosoft Office 2016をもとに制作しています

スライダーやリボンから倍率を調整できる

Excelのシート画面の表示倍率を変更するもっとも簡単な方法は、画面右下にあるスライダーをドラッグすることだろう。スライダーを右(+)方向へドラッグすると拡大表示、左(-)方向へドラッグすると縮小表示される。

Excel画面右下のスライダー部分をクリックして、右方向にドラッグする

シート画面が拡大表示された

拡大、縮小したシート画面を標準(100%)の倍率に戻したい場合は、「表示」タブのリボンにある「100%」アイコンをクリックすればOK。また、このリボンにある「選択範囲に合わせて拡大/縮小」アイコンを使うと、選択したセル範囲を画面いっぱいに表示させることもできる。

「表示」タブをクリックしてリボンの表示を切り替え、「ズーム」欄にある「100%」アイコンをクリックする

シート画面の表示倍率が100%に戻った

表示させたいセルをドラッグして選択し、「表示」タブのリボンにある「選択範囲に合わせて拡大/縮小」アイコンをクリックする

選択したセルの範囲がシート画面いっぱいに拡大(場合によっては縮小)表示される