iOS 18.4のアップデートにより、iPhoneでApple Intelligenceの一部機能が利用できるようになりました(*)。Apple Intelligenceは、メールやメモ、カメラといった、日頃から使い慣れたアプリに組み込まれ、いつもの使い勝手をサポートしてくれることが特徴です。

今回は「メッセージ」などで使えるカスタム絵文字機能「ジェン文字」の使い方をご紹介します。

*対応モデル
iPhone 16シリーズ、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Max

指定のキーワードで新しい絵文字を作れる「ジェン文字」

絵文字を入れたいのにピッタリくるものがない、という時は「ジェン文字」機能で新しく生成してみましょう。キーワードを入力するだけで、その場で自分だけの絵文字を作ることができます。

ここでは「メッセージ」で使うケースを例に手順をご説明します。

  • メッセージ入力画面で、キーボードの上にある[+]をタップ。[ジェン文字]をタップします

  • 生成したい絵文字のイメージをキーワードで入力します。数秒で新しい生成されます

  • 絵文字を右→左へスワイプすると、少し違ったバージョンが生成されます。使用する絵文字が決まったら[追加]をタップします。メッセージ画面に戻ったら送信ボタンをタップして送信完了です

ジェン文字は、iPhone 15より古いモデルでも受信は可能です。ただし、OSが古いと正しく表示されない場合があります(公式の情報ではありませんが、おそらくiOS 17以降が必要です)。

絵文字を微調整する

思っていたのと違う絵文字が生成されてしまった場合は、キーワードを書き直してみましょう。より具体的、客観的に説明するキーワードが適しています。

  • 「犬の散歩」では、犬だけが歩いている絵文字に。「犬の散歩をする人」だと人が犬を散歩させている絵文字になりました。「コーギー」も指定できました

生成した絵文字を再利用する方法

一度生成した絵文字は、後から通常の絵文字と同様に再度使用することができます。

  • 入力画面で絵文字キーボードを開きます。下部にある「履歴」(時計のアイコン)をタップすると、最近使った絵文字の中にジェン文字が表示されます

見つからない場合は、ジェン文字を生成する際に使用したキーワードで検索することができます。

  • 絵文字キーボードを開き、[絵文字を説明]欄にジェン文字を生成した際のキーワード(一部でもOK)を入力。キーワードに合ったジェン文字・絵文字が変換候補に表示されます

LINEでも送れる?

ジェン文字は、メッセージ以外のアプリでも他の絵文字と同様入力することができます。

  • 「メモ」「メール」などでも他の絵文字と同様に使うことができます。ただし、LINEでは画像として送信、SlackやMessengerでは入力不可など、Apple製以外のアプリでは正しく使用できません

また、AndroidやWindowsなど、Apple製デバイス以外に送る場合には、メールを使うのがおすすめです。