iOSには、知らないとなかなか使う機会のない機能や、裏技的な便利機能がいろいろ搭載されています。今回はそんな、知っていると使う機会があるかもしれないiOS 15の新機能をまとめてご紹介します。
遠隔同期で音楽・映像を楽しめる「SharePlay」
FaceTimeで通話をしながら、通話相手と同時に「Apple TV」や「ミュージック」などのコンテンツを楽しめる。というのがiOS 15の新機能「SharePlay」です。シンクロで再生させながら通話やメッセージができるので、離れていても一緒に楽しんでいるような体験が可能です。
なお、共有相手も同じサブスクリプションに加入している必要があります。また、SharePlay非対応の動画・音楽アプリでは使用できません。
「リマインダー」がタグに対応
「リマインダー」にタグ機能が追加されました。リマインダー作成時に、「#」ボタンからタグを追加しておくと、後で同じタグのリマインダーを1タップで検索することができます。
「ステレオを空間化」で通常の音源を空間オーディオ化する
AirPods Pro、AirPods Max、そして新たに発売されたAirPods(第3世代)では、通常のステレオ音源も擬似的に「空間オーディオ」で聴くことができます。空間オーディオでは、音が耳元でなく自分を包む周囲の空間から聞こえているように感じられます。
新しいウィジェットと「ウィジェットの提案」
iOS 14で搭載された「ウィジェット」に新しいアプリが追加されました。「連絡先」「探す」「睡眠」などの新しいウィジェットが使用できます
また「ウィジェットの提案」をオンにしておくと、最近の使用実績に応じて使ったことのあるアプリが「スマートスタック」に表示されます。スマートスタックとは、1カ所の表示エリアに複数のウィジェットを追加し切り替えて使用する機能です。
新しいウィジェットが提案されることで、よく使う機能に手早くアクセスできるなど、活用の幅が広がります。
仕事や勉強が捗る環境に役立つ「バックグラウンドサウンド」
仕事や勉強をする際、無音よりも集中力を高めると言われているのが、適度なノイズです。iOS 15では「アクセシビリティ」にノイズや雨の音などの背景音を再生する機能が追加されました。イヤホン、ヘッドホンで使用するのがおすすめです。
メニューが深い場所にありアクセスが面倒なので、頻繁に使うなら「ショートカット」に設定しておくと便利です。