iPhone標準アプリの中でも愛用者の多い「メモ」。ただ文章を書くだけでなく、ドキュメント作成にも使えるいろいろな機能が搭載されています。それぞれの使い方をご紹介します。

「表組み」を挿入する

情報を一覧表にしようとすると、ちょっとしたものでもExcelを使いがちではありませんか? 関数やマクロが不要な単純な表組みなら、メモでも作成が可能です。

  • メモを開き、キーボードの上にある表組みボタンをタップ→2列2行の表組みが挿入されました。左上のセルにカーソルがあります

  • 文字を入力して確定すると、キーボードの右下が「次へ」ボタンになります→タップするとカーソルが次のセルへ移動

  • 同様に入力→「次へ」をタップします。行は自動的に追加されていきます

「行」や「列」を編集する

「行」や「列」を選択すると、メニューから追加・削除・移動することができます。

  • 列の上に表示される「…」をタップして列を選択し、編集メニューから「列を追加」→列が追加されました

  • 上部の「…」をドラッグして、列ごと移動することもできます

  • 「行」でも同様に追加・削除・移動が可能です

表組み中のテキストスタイルを編集する

表組みの中にある文字には、ボールド(太字)・イタリック(斜体)などのスタイルを適用することができます。なお、セルに色をつけたり、文字色を変更したりすることはできません。

  • 行・列、または表組み中のテキストを選択→メニューが表示されたら[BIU](スタイル)を選択→スタイルを選択すると適用されます

表組みを他のアプリへ貼り付ける

メモで作成した表組みは、「Excel」「Google スプレッドシート」「Numbers」などの表計算ソフト、「Word」「Pages」などのワープロソフトにそのまま表の形で貼り付けることができます。

  • カーソルが表組みの中にある状態で、キーボードの上の表組みアイコンをタップ→「表をコピー」を選択

  • 表組みに対応しているアプリには、表のまま貼り付けることができます(画像はPagesの例)