DJIは8月31日、中国のLandSpaceが打ち上げた宇宙ロケットにアクションカメラ「DJI Osmo Action 6」が用いられ、打ち上げと地球への帰還の様子を撮影した動画を公開した。最大 500℃に達する高温や激しい振動でも破損することなく、なめらかで精細な映像を記録した。
8月、中国の民間商業宇宙企業のLandSpaceが、再利用型ロケット「朱雀3型」(Zhuque-3)の打ち上げと回収を実施。その際、12台のOsmo Action 6が第1段ロケット本体に取り付けられた。Osmo Action 6は特別な改造を施すことなく、地球を離れて帰還するまでの様子を撮影することに成功。民生用アクションカメラが宇宙ロケットの打ち上げから回収までを記録したのは初めてだという。
上昇と帰還の段階では、ロケット本体表面の温度は約400~500℃にも達し、エンジンと飛行制御システムによって高周波かつ高強度の振動が継続的に発生する。このような過酷な環境でも、Osmo Action 6の堅牢なボディ構造により熱と振動に耐え抜き、地球との通信ができない状況でもカメラ内蔵メモリーへの直接記録で、すべての高精細映像データを完全な状態で地上に届けた。Osmo Action 6の手ぶれ補正アルゴリズムで、安定した映像が記録できたという。また、高高度での強烈な直射日光や低高度での逆光など、宇宙空間における複雑な光学環境でも鮮明に撮影できた。
合わせて、地上では360度カメラ「Osmo 360 II」が発射時のシーンを撮影したり、大型ドローン「Matrice 4TD」で赤外線熱画像を撮影するなど、さまざまなカメラやドローンも駆使してインパクトのある映像を記録した。





