キヤノンが、フルサイズミラーレスのエントリーモデル「EOS R8 Mark II」を発表。EOSでは珍しく直線的なシャープなデザインを採用しつつ、雰囲気のあるネガフィルムやポジフィルム風に仕上がるフィルター機能も搭載し、若年層の獲得を狙う。ボディ内手ぶれ補正機構、プリ撮影、マルチコントローラなど、基本性能や操作性も引き上げた。小型軽量ながら明るい大口径標準レンズ「RF45mm F1.2 STM」が付属するキットモデルも用意した。

  • EOSでは珍しく直線的なシャープなデザインを採用したフルサイズミラーレスのエントリーモデル「EOS R8 Mark II」

    EOSでは珍しく直線的なシャープなデザインを採用したフルサイズミラーレスのエントリーモデル「EOS R8 Mark II」

価格はオープン。ラインナップやキヤノンオンラインショップでの販売価格は以下の通り。発売はいずれも10月29日。発売記念キャンペーンで、2万円のキャッシュバックも実施する。キャンペーンは2027年1月12日まで。

  • ボディ単体モデル…275,000円
  • RF24-105 IS STMレンズキット…324,500円
  • RF45 F1.2 STMレンズキット…317,900円

2023年4月に発売した「EOS R8」の後継となる、カメラ趣味層に向けた小型軽量のエントリーモデル。上部の軍艦部の流線型ボディを特徴とするEOSシリーズでは珍しく、直線と面を用いたシルエットにし、若々しい印象に仕上げた。

  • 直線や面を多用したデザインは、かつてのEOS Mシリーズを彷彿とさせる

    直線や面を多用したデザインは、かつてのEOS Mシリーズを彷彿とさせる

  • EOS R8よりも若干大きくなったが、上位モデルのEOS R6 Mark IIIよりはひと回り小さい

    EOS R8よりも若干大きくなったが、上位モデルのEOS R6 Mark IIIよりはひと回り小さい

  • 背面。こちらも面を意識した仕上げとなっている

    背面。こちらも面を意識した仕上げとなっている

小型軽量のコンセプトを継承しつつ、ボディ内手ぶれ補正機構の追加やマルチコントローラーの搭載、プリ撮影の追加、オートフォーカス性能の向上など、基本性能を上位モデル「EOS R6 Mark III」並みに引き上げた。

  • EOS R6 Mark IIIなどの上位機種で評価の高いマルチコントローラーを新たに搭載した

    EOS R6 Mark IIIなどの上位機種で評価の高いマルチコントローラーを新たに搭載した

  • 操作ダイヤルなどの配置は大きく変わらない

    操作ダイヤルなどの配置は大きく変わらない

  • 動画撮影用のタリーランプも搭載する

    動画撮影用のタリーランプも搭載する

装備を充実させながら、本体は小型軽量に仕上げた。キットレンズ「RF24-105mm F4-7.1 IS STM」装着時も約941gと、1kgを大きく切る軽さにした。2025年秋に発売し、一時は品薄になるほどの人気を集めた大口径標準レンズ「RF45mm F1.2 STM」が付属するキットモデルも用意する。このレンズがキットモデルとして付属するEOSシリーズは初めて。

  • 大口径ながら小型軽量設計で話題を呼んだ標準レンズ「RF45mm F1.2 STM」が付属するキットモデルも用意する

    大口径ながら小型軽量設計で話題を呼んだ標準レンズ「RF45mm F1.2 STM」が付属するキットモデルも用意する

  • 小型設計のEOS R8 Mark IIとはマッチングがよい

    小型設計のEOS R8 Mark IIとはマッチングがよい

SNSやスマホ撮影に慣れ親しんだ若年層に向けた機能も充実させた。カラーフィルター機能は、ネガフィルムやポジフィルムの味で撮影できるようにした。手持ち夜景モードには、工場や繁華街などにマッチする色味を追加した。

  • ネガフィルム調に仕上がる「NegativeFilmtone」モード

    ネガフィルム調に仕上がる「NegativeFilmtone」モード

  • ポジフィルム調に仕上がる「PositiveFilmtone」モード

    ポジフィルム調に仕上がる「PositiveFilmtone」モード

  • 手持ち夜景モードでは、工場夜景に合う緑色や、繁華街に合うピンク色に仕上げる機能も搭載する

    手持ち夜景モードでは、工場夜景に合う緑色や、繁華街に合うピンク色に仕上げる機能も搭載する

本体サイズは131.4×79.7×90mm、重さは約546g(メモリーカード、バッテリー含む)。専用アクセサリーとして、ホールド性を高めるエクステンショングリップ「EG-E2」(実売価格は14,850円)も用意する。

  • 専用のエクステンショングリップ「EG-E2」。角が取れた形状は、EOS初号機となったフィルム一眼レフカメラ「EOS 650」を思わせる

    専用のエクステンショングリップ「EG-E2」。角が取れた形状は、EOS初号機となったフィルム一眼レフカメラ「EOS 650」を思わせる

  • EOS R8 Mark II(右)とEOS 650(右)

    EOS R8 Mark II(右)とEOS 650(右)