米NVIDIAは6月1日、台湾で始まるCOMPUTEX 2026に先駆けて基調講演を実施し、モバイル向けチップやデータセンター向けの製品発表を実施した。一方ほぼ見られないかに思われた消費者・ゲーマー向けの発表として、Ray ReconstructionがDLSS 4.5と併用できるようになると明らかにされている。
NVIDIA DLSS 4.5は、第2世代トランスフォーマーモデルを活用したことで極めて高い描画品質を実現し、そのうえで性能向上にまで役立てられている描画支援機能。一方NVIDIAはレイトレーシング機能向けにRay Reconstructionも提供しており、レイトレーシング処理用の高品質なノイズ除去機能として役立てられてきた。
しかしDLSS 4.5との互換性が存在しておらず、DLSS 4.5を有効化するとRay Reconstructionが使えない排他仕様が続いていた。今回DLSS 4.5へのRay Reconstructionが導入され、超解像処理とレイトレーシング描画における両方で最新技術を活用できるようになったという内容。
DLSS 4.5 Ray Reconstructionの導入にあたっては計算能力を35%高め、パラメータ処理を20%増やしつつ、それでいて前モデル並みのパフォーマンスを維持した点が特徴。すべてのシーンでより深い空間認識を持ち、ゲームエンジンのピクセルサンプリングやモーションデータをより賢く活用できるとして、これによってライティング精度や時間的安定性、光源描写の鮮明さが大きく向上するという。
DLSS 4.5 Ray Reconstructionは27のゲームでゲーム側への導入が予定されているが、対応するゲームではNVIDIA Appで上書きしてユーザー側で有効化してしまうことも可能だ。すべてのGeForce RTX GPU向けに提供するとしており、RTX 50のような最新世代からRTX 20のように初めてレイトレーシングに対応するTuring製品でも利用できるという。
ICYMI: The latest GeForce announcements at COMPUTEX 2026:
— NVIDIA GeForce (@NVIDIAGeForce) June 1, 2026
✨ DLSS 4.5 Ray Reconstruction
✨ Over 1000 RTX games & apps
✨ NVIDIA App update
✨ Hardware announcements from our partners
+ Introducing @NVIDIARTXSpark
Learn more → https://t.co/fZYV6idHQC pic.twitter.com/qlRJgRuk7m

