米Riot Gamesは5月12日(現地時間)、提供中のタクティカルFPS『VALORANT』における「パッチノート 12.09」を公開し、その中でAMD Radeon環境向けの新機能として「AMD Anti-Lag 2」の導入を発表した。ゲーム側に導入されているため、BANの心配は全くない。
2024年にAMDがRadeon向けに発表した遅延抑止機能「AMD Anti-Lag 2」が、発表から2年の時を経て正式サポートされたという内容。ドライバとしては「24.5.1」からプレビュー版として対応しており、「24.6.1」で正式導入されていた。しかしVALORANTもUnreal Engine 5シリーズへの刷新を経て対応ドライバを新しくしており、現行バージョンでAnti-Lag 2機能を活用するには2026年3月9日以降のドライバが推奨されている。要するに「AMD Radeon Software Adrenalin 26.3.1」より新しければ快適に利用できるはずだ。
ちなみにAMDは非対応ゲームの描画遅延を低下させるべくドライバ側で「AMD Anti-Lag+」を導入し、『CS2』で使ったユーザーがBANされてしまうなど混乱が見られたことがあった。今回導入された「AMD Anti-Lag 2」はゲーム側に搭載されているのでアンチチートシステムとは干渉せず、安心して描画遅延にシビアな対戦ゲームをRadeon環境で楽しめるようになる。
なお、NVIDIA GeForceでは同じく低遅延システム「NVIDIA Reflex」機能が利用可能。さらに先進的で大幅に描画遅延を抑制するという「NVIDIA Reflex 2」も発表済みだが、GeForce環境以外との性能差が表面化しすぎてしまうためか、2025年1月の発表から1年が経つ今も実装されていない。
『VALORANT』は正式サービスを展開中。ゲーム性を破壊し続けてきた「ネオン」の性能が大幅に抑制され、ショットガンにおける移動中の射撃精度も低下した。いくつかの不具合を修正し、健全な対戦環境の再構築が図られている。
— VALORANT // JAPAN (@VALORANTjp) May 12, 2026
