モバイルデータ通信の「データモード」オプションで、「省データモード」を選ぶデメリットは何か、というご質問ですね? 「省データモード」を選択しておくと、文字どおりデータ量を減らす効果が期待できますが、それには何か裏があるのでは...と勘繰ってしまうのも無理はありません。
「省データモード」を選択すると、バックグラウンド通信や自動更新を制限することでデータ通信量が減ります。具体的には、SNS系アプリなど最新状態を維持しようとするアプリは、アプリが前面に表示されていないとき(バックグラウンド時)にもデータの同期やコンテンツの更新を高頻度に行うため、それを制限してデータ通信料を減らすというわけです。iCloud写真のような自動更新を行うアプリ/サービスも制限されるので、全体的なデータ通信量の低減効果を期待できます。
通信制限を回避するメリットもあります。いわゆる格安SIMや容量制限のあるプランを契約している場合、バックグラウンド通信や自動更新を制限しデータ量が低減されれば、通信量上限に達し容量制限を受ける危険の回避につながります。
一方、デメリットも存在します。バックグラウンド通信や自動更新が制限されることにより、メールチェックの間隔が長くなるなど、アプリ/サービスの即時性が低下してしまうのです。
動画や音楽のストリーミングアプリでは、画質/音質が低下する原因となります。ストリーミングアプリの多くは、iOSの省データ機能に連動するしくみを備えているため、省データモードのときはビットレートを低くするなどして映像/音楽の情報量を減らすからです。なぜか映像が粗い、音が悪いと感じたときには、省データモードをオフにしてみては?
