3月11日は、東日本大震災をきっかけに、防災意識を見直す日として各地でさまざまな取り組みが行われています。災害発生に備えて、防災用品を玄関に置いたり、備蓄品の内容を見直したりしている人も多いのではないでしょうか。

停電時に欠かせないアイテムのひとつがライトですが、長い間保管していると、いざ使おうとしたときに「電池が切れていた」「充電が空になっていた」ことが起こりがちです。今回ダイソーで“充電不要”のハンディLEDライトを見つけたので実際に試してみました。

  • ダイソーで買った手動発電ライト(220円)

    ダイソーで買った手動発電ライト(220円)

  • 商品名:「手動発電ライト」
  • 販売先:ダイソー
  • 価格:220円

重さ約56gの軽さ、電池不要でその場で点灯

「手動発電ライト」は本体のレバーを握る/緩めるを繰り返すことで、LEDライトが点灯するハンディライト。電池がなくてもその場で発電・点灯するため、長期間保管しても電池切れの心配がない点が大きなメリットです。

  • パッケージの表と裏。裏面には各パーツの説明や注意事項が書かれている

電池を内蔵しない構造のため、本体はとても軽量(重さは約56g)。サイズは幅102×高さ50×奥行29mmと、片手にちょうど収まる大きさでした。事前に上部のレバーロックを前にスライドし、レバーを引き出してから使います。

  • 手動発電ライト本体。透明なデザインで中の構造がよくわかる

    手動発電ライト本体。透明なデザインで中の構造がよくわかる

  • ロックを解除し、レバーを引き出した状態。このレバーを握ったり緩めたりして点灯させる

    ロックを解除し、レバーを引き出した状態。このレバーを握ったり緩めたりして点灯させる

レバーを握ると発電、3つのLEDが点灯する

握ることで内部の歯車と発電機が高速回転し、前面に備えた3つのLEDが点灯する仕組み。点灯するLEDはさほど明るくありませんが、例えば夜間の停電時、真っ暗な家で周囲を確認する最低限の視認には十分な明るさでした。

  • 前面のLED

    前面のLED

  • 光らせているところ。本体の青色が反射して青い光に見えるが、実際には白色LEDが点灯する

    光らせているところ。本体の青色が反射して青い光に見えるが、実際には白色LEDが点灯する

  • 暗い廊下を照らしてみたところ。急に暗くなった場合、肉眼では見えにくい正面にある段ボールや、大型の柵(猫の脱走防止用)を照らせた

    暗い廊下を照らしてみたところ。急に暗くなった場合、肉眼では見えにくい正面にある段ボールや、大型の柵(猫の脱走防止用)を照らせた

明るさは必要十分、停電時の“とりあえずの灯り”に

仕組み上、明るさはレバーを握る速度や頻度で変わり、握る手を止めると消灯します。気になったのは音で、部品を高速で回す「ジャッ、ジャッ」といった駆動音がやや大きめ。暗い場所では逆に自分の位置を示す目印になるものの、事前に知らない状態で聞くと驚くかもしれません。

また、レバーを握るときはそれなりの抵抗があるので、素早く握ったり緩めたりを繰り返す動作をするには、ある程度の握力が必要です。暗い場所で長時間歩く用途よりは、家の中で周りの状況を確認したい、といった短時間での使用に適しているでしょう。