レノボ・ジャパンは10月25日、ワークステーションブランド「ThinkStation」における新製品として「ThinkStation PGX」を発売した。構成を一部カスタマイズできるCTOに対応しており、販売価格は1TB SSD搭載時で759,000円から。

  • レノボ、NVIDIA DGX搭載の「ThinkStation PGX」発売。76万円から

    レノボ、NVIDIA DGX搭載の「ThinkStation PGX」発売。76万円から

NVIDIA DGXを搭載し、128GB LPDDR5Xを組み合わせて高い推論性能を備えたワークステーションPC。、FP4精度で最大1000 TOPS/1 PetaFLOPSというAI処理性能を実現しており、最大2000億パラメータのモデルを動作させるのに十分な処理能力を備えているという。別途PGX QSFPリンクケーブルを用いることで複数台を協調動作させることも可能。

  • OS：NVIDIA DGX OS（Ubuntu Linux Proベース）
  • プロセッサー：20コア ARM（Cortex-X925×10 + Cortex-A725×10）
  • メモリ：128GB LPDDR5x（統合型、256bit、273GB/s帯域）
  • ストレージ：1TB / 4TB NVMe SSD（自己暗号化機能対応）
  • グラフィックス：NVIDIA Blackwell Architecture（第5世代Tensor / 第4世代RTコア搭載）
  • AI処理性能：最大1000TOPS、1 PetaFLOPS（FP4）
  • ディスプレイ出力：HDMI 2.1a（最大8K出力、マルチチャネル音声対応）
  • ネットワーク：10GbE対応RJ-45、2台結合用NVIDIA ConnectX-7 Smart NIC（最大200Gbps）
  • ワイヤレス通信：Wi-Fi 7、Bluetooth 5.3
  • インタフーェース：USB4 Type-C×4、HDMI 2.1a、10GbE RJ-45
  • 本体寸法：約150（W）×150（D）×50.5（H）mm
  • 本体質量：約1.2kg
  • 消費電力：最大240W
  • 販売価格：759,000円（税込、1TB SSD）より
  • 出荷開始： 2025年Q4予定