スマートフォンのモバイル回線を近くのデバイスでも使えるようにする「テザリング」。iPhoneではインターネット共有と呼ばれ、ノートPCやタブレットなど直接モバイル回線につながらない機器がiPhone経由でインターネットに接続できるようになります。
iPhoneをテザリングに使用した場合、ノートPCやタブレットといった子機のデータ通信量がそのままiPhoneに跳ね返ってきます。自宅のインターネット接続環境は"使い放題"が一般的で、閲覧したWEBページの枚数など気にしないものですが、スマートフォンの通信プランは「1カ月30ギガまで」など上限ありが多く、テザリング時には使いかたを工夫しなければなりません。
iOSには「省データモード」と呼ばれるデータ通信量を低減させる機能があり、「設定」→「モバイル通信」→「モバイルデータ通信のオプション」→「データモード」画面で「省データモード」をチェックすると有効になりますが、アプリの自動アップデートを停止させたり、ストリーミング品質を低くしたりといったiPhone自体のデータ通信が抑制の対象であり、テザリングの通信量には大きな影響がありません。
そこで利用したいのが、ノートPCやタブレットなど子機側のデータ通信量抑制機能です。macOSには、iOSと同様の「省データモード」が用意されており、アプリの自動アップデートやストリーミング品質の低下などにより通信量が抑制されます。iPhoneを経由するデータ通信量が減る、すなわちテザリングのデータ量を節約できるというわけです。「システム設定」→「ネットワーク」画面を開き、テザリングしているiPhoneの右横にある「詳細...」ボタンをタップ、「省データモード」スイッチをオンにしましょう。
子機がiPadOS/iOSの場合は、「設定」→「Wi-Fi」画面でテザリング接続しているiPhoneの「i」ボタンをタップし、現れた画面で「省データモード」スイッチをオンにすればOKです。「Wi-Fi」画面に戻ると、iPhoneの名前の下に「省データモード」と表示されているはずですよ。
