プロゲーミングチーム「Crazy Raccoon」と、サードウェーブのゲーミングPCブランド「GALLERIA」のコラボモデルが、RTX 50シリーズ搭載機でホワイトカラー仕様にリニューアルされました。専用デザインの水冷ヘッドや赤いライティングを備え、ファンアイテムとしての特別感とゲーミングPCとしての実力を両立しています。

今回は、そのGALLERIA×Crazy Raccoonコラボモデルを実際に試用し、外観からゲーム性能までをチェックしました。

  • 白筐体が映えるCR仕様。GALLERIA×Crazy Raccoonコラボモデルを試す

    白筐体が映えるCR仕様。GALLERIA×Crazy Raccoonコラボモデルを試す

コラボモデルならではのデザインと細部のこだわり

今回のGALLERIA×Crazy Raccoonコラボモデルは、ホワイト筐体を採用した仕様です。近年はゲーミング環境全体をホワイトで統一するスタイルがとても人気を得ており、本機もそうしたトレンドにマッチしています。

左サイドパネルにはCrazy Raccoonのエンブレムロゴが大胆にプリントされています。赤いライティングと組み合わさり、ひときわ目立つ仕上がりです。

反対側のパネルは、中央の「CR」ロゴを起点に放射状の装飾が広がるデザイン。裏配線側でありながら工夫が凝らされており、ケーブル類も装飾に溶け込んで目立ちにくくなっています。

  • ホワイトのボディに赤いLEDライティングが映える洗練されたデザイン

    ホワイトのボディに赤いLEDライティングが映える洗練されたデザイン

  • 左サイドにはCrazy Raccoonのエンブレムロゴが大胆にあしらわれており、一目でコラボモデルとわかる仕上がり

    左サイドにはCrazy Raccoonのエンブレムロゴが大胆にあしらわれており、一目でコラボモデルとわかる仕上がり

  • 反対側の側面パネルにも大胆なCRロゴがデザインされており、存在感は抜群

    反対側の側面パネルにも大胆なCRロゴがデザインされており、存在感は抜群

フロントパネルにもガラスを採用し、その奥には120mmファンが縦に3基並んでいます。電源を入れると赤いライティングが点灯し、外観の統一感をさらに高めています。

  • 正面には120mmファンを3基搭載。フロントパネルもガラスパネルで、CRロゴとGALLERIAロゴがあしらわれている

    正面には120mmファンを3基搭載。フロントパネルもガラスパネルで、CRロゴとGALLERIAロゴがあしらわれている

背面にはUSB Type-A端子を5基(USB 2.0×2、USB 3.2 Gen1×2、USB 3.2 Gen2×1)、USB Type-C端子を1基(USB 3.2 Gen2)搭載(モデルにより搭載ポートは異なる)。有線LANは2.5GbE対応です。なお、CPU内蔵グラフィックスから誤ってモニターに接続してしまうことを防ぐため、マザーボード側のHDMI端子は物理的にカバーされています。

  • 背面の構造はスタンダードなレイアウト

    背面の構造はスタンダードなレイアウト

  • マザーボードのHDMI出力はシールで塞がれている親切仕様

    マザーボードのHDMI出力はシールで塞がれている親切仕様

天面には大型のメッシュパネルを備え、その下には240mmサイズのラジエータと2基のファンが搭載されています。冷却性能を重視した構成で、効率的に熱を排出できる設計です。

その手前にはUSB 3.2 Gen1 Type-A×2、USB 3.2 Gen1 Type-C×1、3.5mmステレオミニジャック(入出力)、電源ボタンを配置。前面からアクセスしやすく、周辺機器の接続も快適です。

  • 天面のメッシュパネルはマグネットで簡単に着脱可能

    天面のメッシュパネルはマグネットで簡単に着脱可能

  • 天面前方にはUSB Type-CやUSB Type-A×2、オーディオ端子、電源ボタンが並ぶ

    天面前方にはUSB Type-CやUSB Type-A×2、オーディオ端子、電源ボタンが並ぶ

内部ではCrazy Raccoonとのコラボを象徴する水冷ヘッドがひときわ目を引きます。水冷ヘッドに「CR」ロゴが刻まれ、周囲に配置された赤色LEDがリング状に点灯。光量は控えめで上品なアクセントとなり、コラボモデルならではの特別感を演出しています。

水冷ヘッドのデザインは注文時に選択可能で、「CR」ロゴのほか、Crazy Raccoon所属メンバーをモチーフにしたバリエーションも展開。ファンには嬉しいカスタマイズ要素といえます。

  • 赤く光る水冷ヘッドが印象的。内部配線も丁寧に整理されている

    赤く光る水冷ヘッドが印象的。内部配線も丁寧に整理されている

  • 水冷ヘッドのデザインはCRロゴ以外に個別キャラクターも選択可能

    水冷ヘッドのデザインはCRロゴ以外に個別キャラクターも選択可能

冷却構成は、上部に240mmラジエータ+デュアルファン、フロントに120mmファン×3、背面に120mmファン×1というレイアウト。内部全体にエアフローが行き渡る設計で、効率的な冷却を実現しています。水冷ポンプやファンの動作音も抑えられており、アイドル時はもちろんゲームプレイ中も非常に静かでした。

  • 背面ファン、上部ラジエータなど冷却系統も充実している

    背面ファン、上部ラジエータなど冷却系統も充実している

  • 側面からも確認できるフロントファンのライティング

    側面からも確認できるフロントファンのライティング

また、購入特典としてオリジナル壁紙2種類がプリインストールされており、コラボモデルならではの楽しみも用意されています。

  • コラボモデルオリジナルの壁紙

    コラボモデルオリジナルの壁紙

基本構成とラインアップをチェック

GALLERIA×Crazy Raccoonコラボモデルは、CPUとGPUの組み合わせによって全12モデル(※2025年9月4日時点)がラインアップされています。最上位はCore i9 285KとGeForce RTX 5090を搭載したモデルで、ハイエンドユーザーでも満足できる強力な構成です。

今回レビューした「CRA5C-R56T」は、その中でもCore i5-14400FとGeForce RTX 5060 Tiを搭載したミドルクラスの構成。ホワイト筐体や水冷クーラー、ライティングなど外観にもこだわりつつ、価格を249,980円に抑えた扱いやすいモデルといえるでしょう(仕様、ラインナップ、スペック、価格はいずれも記事執筆時のもの)。

主要スペックは以下のとおりです。

  • OS:Windows 11 Home
  • CPU:Intel Core i5-14400F(10コア/16スレッド)
  • GPU:NVIDIA GeForce RTX 5060 Ti 8GB(GDDR7)
  • メモリ:32GB(16GB×2、DDR5-4800)
  • ストレージ:1TB SSD(M.2 NVMe Gen4)
  • 電源:650W(80PLUS BRONZE認証)

構成と価格のバランスが上手に取られており、Crazy Raccoonとのコラボ仕様を気軽に楽しみたいユーザーにとって有力な選択肢となりそうな仕様。なお、上位のRTX 5070 Ti以上のモデルには、グラフィックスカードをしっかり固定するリジッドカードサポートも組み込まれています。

  • CPU-Z

    CPU-Z

  • GPU-Z

    GPU-Z

  • CrystalDiskInfo

    CrystalDiskInfo

  • CrystalDiskMarkの結果

    CrystalDiskMarkの結果

重量級ゲームも快適、バランスの取れた性能

ベンチマークソフトやゲーム内のベンチマーク機能を用いて、性能を検証しました。

CPUには10コア/16スレッド構成のIntel Core i5-14400Fを搭載しており、日常的なゲームプレイはもちろん、録画や配信、軽い動画編集といった用途でもサクサク動作します。

グラフィックスにはGeForce RTX 5060 Tiを採用。フルHDやWQHD解像度であれば多くのタイトルを快適にプレイできるほか、重量級のゲームではDLSS 4によるフレーム生成を有効化することで、安定したフレームレートを確保できました。実際に『モンハンワイルズベンチマーク』のような超重量級タイトルでも、WQHD解像度で60fps超を記録しています。

AAAタイトルを最高設定かつ4K解像度で楽しみたいというようなハイエンドすぎるニーズにはやや届かないものの、一般的に必要とされがちなフルHDからWQHDまでであれば十分に満足できるパフォーマンスを発揮してくれます。

  • ベンチマークソフト「CINEBENCH R23」と「CINEBENCH 2024」の計測結果

    ベンチマークソフト「CINEBENCH R23」と「CINEBENCH 2024」の計測結果

  • ベンチマークソフト「PCMark10」の計測結果

    ベンチマークソフト「PCMark10」の計測結果

  • 3DMarkの計測結果

    3DMarkの計測結果

  • 「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」では、フルHD(1920×1080)とWQHD(2560×1440)で「非常に快適」、4K(3840×2160)で「やや快適」という結果に

    「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」では、フルHD(1920×1080)とWQHD(2560×1440)で「非常に快適」、4K(3840×2160)で「やや快適」という結果に

  • 「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」では、フルHD(1920×1080)とWQHD(2560×1440)で「非常に快適」、4K(3840×2160)で「快適」という結果に

    「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」では、フルHD(1920×1080)とWQHD(2560×1440)で「非常に快適」、4K(3840×2160)で「快適」という結果に

  • Cyberpunk 2077ではフレーム生成を有効にすることでWQHD(2560×1440)でも高フレームレートを記録した

    Cyberpunk 2077ではフレーム生成を有効にすることでWQHD(2560×1440)でも高フレームレートを記録した

  • モンハンワイルズではWQHD(2560×1440)で平均fpsが60を超えた

    モンハンワイルズではWQHD(2560×1440)で平均fpsが60を超えた

見た目も中身も妥協なし、CRファンとしても嬉しい1台

GALLERIA×Crazy Raccoonコラボモデルは、ファンアイテムとしての特別感に加え、十分な機能性と冷却性能を備えたゲーミングPCです。白筐体と赤いライティングの組み合わせは存在感があり、部屋に置けば視線を引く一台といえるでしょう。白を基調とした外観は、ホワイトカラーで統一したいゲーミング環境にもぴったりです。そこにオリジナルデザインのガラスパネルやコラボ専用の水冷ヘッドが加わり、ファンアイテムとしての魅力も際立っています。

構成はCore i5-14400FとGeForce RTX 5060 Tiに加え、32GBメモリや1TB SSDを搭載。最新タイトルを快適に楽しめる性能を備えつつ、価格とのバランスも良好です。最新のDLSS 4によるフレーム生成に対応している点も、今後のタイトルを見据えた安心感につながります。

Crazy Raccoonのファンはもちろん、見た目にもこだわりつつ最新タイトルを快適に楽しみたいゲーマーにとって、有力な選択肢となるでしょう。