サムスン、カバーディスプレイが全画面になった「Galaxy Z Flip7」

サムスン電子ジャパンは7月9日（日本時間）、米ニューヨークで開催した製品発表イベント「Galaxy Unpacked」において、縦折り式折りたたみスマートフォンの新製品「Samsung Galaxy Z Flip7」を発表した。日本国内でも8月1日に販売を開始する。

Samsung Galaxy Z Flip7

カバーディスプレイは4.1インチに。厚みもシリーズ最薄の6.5mmに

「Samsung Galaxy Z Flip7」では、カバーディスプレイが折りたたみ時の背面全体を覆うようになり、ベゼルも1.25mmとシリーズ最薄。カバーディスプレイは4.1インチとなった。ビジョンブースター／リフレッシュレート120Hz／最大輝度2,600nitsで視認性も恒常させている。

カバーディスプレイが背面全体を覆うようになった

ヒンジ構造は同時発表の「Galaxy Z Fold7」と同じ「Armor FlexHinge」を採用。指示部と回転部を分離させた新開発のこの構造により、厚みは前モデル「Galaxy Z Flip6」の6.9mmよりさらに薄い6.5mmを実現している。耐久性と折り目の目立ちにくさもメリットだ。

前述のベゼルの薄型化は、防水構造をベゼル部ではなく内部回路に組み込むことで実現されたもの。その他、回路基板の最適化、カメラモジュール／バッテリーユニットの薄型化も全体の厚みを抑えることに貢献している。

バッテリーは、「Galaxy Z Flip」シリーズとしては最大の4,300mAh。最大31時間の動作が可能だとしている。

カバー画面で各種AI機能も利用可能

ディスプレイが全画面化したことにより、カバー画面の使いやすさはさらに向上。Galaxy AIの機能である「Now Bar」「Now Brief」もカバー画面で利用でき、「カバー画面で何でもできるマルチモーダルAI」を謳っている。Gemini Liveも閉じた状態で利用可能。

カメラはアウトカメラがメイン5,000万画素＋超広角1,200万画素、インカメラが1,000万画素という、前モデルと同じ構成。半開きのフレックスモードでセルフィ―撮影を行う際に便利な機能として、置き撮り時にカメラホールが光って撮影モードを確認できるようになった。また、カバー画面でズームスライダーが利用できるようになっている。

セルフィ―撮影がより便利に

256GB／512GBの2グレード、カラーは4色を用意

Samsungが販売するオープンマーケット版（SIMフリー版）は8月1日発売。それに先立ち、7月17日から予約の受付を開始する。Samsungオンラインショップ／Galaxy Harajuku／Galaxy Studio Osakaに加え、Amazon.co.jp／ヨドバシカメラ／ビックカメラでの販売も同日に開始となる。

カラーは、ブルーシャドウ／ジェットブラック／コーラルレッドの基本カラーに、オンライン限定のミントを加えた4色。全カラーにストレージ容量256GB／512GBの2グレードが用意される。Samsungオンラインショップでの販売価格は、256GBモデルが164,800円、512GBモデルが182,900円。

ブルーシャドウ
ジェットブラック
コーラルレッド
ミント

発売にあたり、7月17日から7月31日までの予約期間中に「Samsung Galaxy Z Flip7」を購入し、アプリから応募すると純正モバイルバッテリーをプレゼントする予約購入キャンペーンを実施する。また、Samsungオンラインショップ限定の同時購入割引キャンペーンとして、「Samsung Galaxy Z Flip7」と同時に下記の製品を購入するとその製品を割引するキャンペーンも実施する。この同時購入割引キャンペーンのキャンペーン期間も7月17日から7月31日まで。

50％オフ：Samsung Galaxy Z Fold7純正アクセサリ／Samsung Galaxy Z Flip7純正アクセサリ
15％オフ：Samsung Galaxy Buds3 Pro／Samsung Galaxy Buds3
10％オフ：Samsung Galaxy Watch8／Samsung Galaxy Watch8 Classic／Samsung Galaxy Watch8 Ultra（2025）／Samsung Galaxy Tablet S10 Ultra／Samsung Galaxy Tablet S10＋