Insta360 Japanが、スマートフォン用ジンバルの新製品「Insta360 Flow 2」を発表した。2025年1月に発売した「Insta360 Flow 2 Pro」の強力な被写体追従機能やブレ補正機構、デザインを継承しつつ、利用頻度の低い装備や装飾を省いた派生モデル。Insta360 Flow 2 Proよりも価格を数千円安くし、幅広い層に訴求する。

価格は、一般的なアクセサリーが付属する通常版が14,900円、AIトラッカーキットが15,950円。すでに販売中。

  • 利用頻度の低い装備や装飾を省いて低価格化を図ったスマホ用ジンバル「Insta360 Flow 2」

手持ちのスマートフォンを装着することで、揺れやブレ、傾きを抑えた撮影ができるジンバル。3軸手ブレ補正機構、自撮り棒、三脚などをオールインワンで搭載する。カラーはサミットホワイトとストーングレーの2色。

  • 基本的なデザインや装備はInsta360 Flow 2 Proと同等

  • 底面に引き出し式の三脚も備える

  • 自撮りの際も人物をフレーム内に収めた撮影ができる

  • 集合写真も背面カメラを用いて高画質に撮影できる

ディープトラック 4.0による被写体追従性能やブレ補正機能、AIトラッカー機能など、基本的な機能はInsta360 Flow 2 Proと同等。違いは以下の表の通りで、自撮り用のミラーや透明デザインのパネルを省略したほか、Apple DockKitやフリーティルトモード、360度の無限パン・トラッキングには対応しない。

ディープトラック 4.0に対応することで、被写体が一時的に障害物に隠れても認識を維持するほか、複数の人物の同時トラッキングにも対応する。Insta360独自の黄金比を活用した9種類の構図に自動調整する「プロ・フレーミング・グリッド」機能も利用できる。

  • スマホの下に装着しているのが、被写体追従性能を高めるAIトラッカーだ

本体サイズは121.1×282.1×54mm(展開時)、重さは本体が約348g、マグネット式スマホクランプが約25g。装着できるスマートフォンの幅は64~84mm、スマートフォンの重量は130~300g。バッテリー駆動時間は最大10時間。

  • ワンタッチで短く折りたためる

  • 折りたためば、ポケットなどに入れて手軽に持ち運べる