オウガ・ジャパンは7月17日、Androidスマートフォン「OPPO Reno14 5G」を発表した。カメラ機能とAI写真編集機能、タフネス設計の本体を特徴とする高性能モデル。大容量バッテリーと最大80Wの急速充電機能も備えた。価格は79,800円で、発売は7月17日の予定。

  • カメラとAI重視のタフネススマホ「OPPO Reno14 5G」。カラーはオパールホワイトとルミナスグリーンの2色

  • オパールホワイトは背面に美しい模様が施されている

  • 見る角度によって、模様や色が変化する

カメラはトリプルカメラで、3.5倍の望遠撮影が可能な手ブレ補正対応の望遠カメラも搭載する。3つの高輝度フラッシュライトも搭載し、薄暗い場所でも色や質感を忠実に再現した写真が撮影できる。ケースを装着せずに深さ2m、30分間までの水中撮影も可能。

  • 3つの高輝度フラッシュライトにより、暗い室内でも明るくきれいに撮影できる

  • 水中でも撮影できる

クラウド型AIでさまざまな生成AI機能をもたらすOPPO AIも搭載する。写真の背景に写り込んだ複数の人物を自動で認識して一度に消去するAI消しゴム機能や、ガラスの反射をきれいに除去するAI反射除去機能、目をつぶったり髪の毛が乱れたりした写真も、スマホに保存した写真を参照して修正するAIパーフェクトショットなどの機能を搭載する。

  • AIエディターの中に、AIを用いたさまざまな修正機能を備えている

  • このように人がいっぱい写り込んだ写真をAI消しゴム機能で補正してみた

  • 機能を実行すると、このように人物を自動で検出した。左手前のスマホを持つ人の手も検出したのはお見事

  • 実行すると、1人を除いて人物が一気に消え去った。奥に、存在していない箱型の物体が現れたが、不自然な印象はなくまとまっている

  • AI反射除去機能でテーブルに写り込んだ天井の照明を取り除けるか試してみた

  • 仕上がった画像。かなり効果的に照明の映り込みだけを除去してくれた

  • 過去にスマホで撮影した写真を参照して目つぶりを修正するAIパーフェクトショットも搭載する

防塵・防水性能は最高水準のIP69に対応し、真水への浸水や高圧洗浄の水圧、80℃の熱湯噴射にも耐える。米軍MIL規格の耐衝撃テストもクリアし、落下などでも破損の心配を減らせる。

チップはMediaTek Dimensity 8350で、重量級ゲームにも対応する。ディスプレイは6.6インチの有機ELで、解像度は2,760×1,256ピクセル。バッテリーは6,000mAhの大容量タイプを搭載。充電は80W SUPERVOOC.にも対応し、約48分で1%の電池残量から100%まで充電できる。

iPhoneやiPad用にアプリを導入すれば、OPPO端末とiOSデバイス間で写真や動画などのファイルを簡単に送受信できる「O+ Connect」アプリも用意する。

本体サイズは75×158×7.4mm、重さは約187g。家電量販店やECサイトで販売するほか、MVNOはIIJmioとAEONモバイルでも取り扱う。

  • 今回発表したOPPO新製品群

  • 新製品を手にする、オウガ・ジャパンの河野謙三専務取締役 (左)と、プロダクトマネージャーの中川裕也氏(右)