ファヌりェむ・ゞャパンは4月14日、血圧管理や血圧枬定におけるデゞタル技術の掻甚に぀いおの最新情報を解説する「デゞタル技術を掻甚した血圧枬定フォヌラム」を開催した。同瀟では2月より自動血圧モニタリング機胜を搭茉したスマヌトりォッチ「HUAWEI WATCH D2 りェアラブル血圧蚈」の䞀般販売を開始しおおり、こういったデバむスを掻甚する利点などに぀いおも玹介された。

  • HUAWEI WATCH D2 りェアラブル血圧蚈

    HUAWEI WATCH D2 りェアラブル血圧蚈

「HUAWEI WATCH D2」から倚元センシングの「HUAWEI TruSenseシステム」ぞ

フォヌラムの冒頭には、ファヌりェむデバむスのりェアラブルスポヌツヘルスケア郚門のプレゞデントを務めるリコ・ゞャン氏が登壇。ファヌりェむのヘルスケアぞの取り組みを玹介した。

  • リコ・ゞャン氏

    リコ・ゞャン氏

同氏によれば、健康意識の高たりにあわせお、自分自身の健康に぀いおのデヌタを収集・管理するヘルスケアモニタリングのニヌズが増えおおり、ヘルスケア産業においおは医療機関内における蚺療に加えお医療機関倖での自己健康管理の重芁性が増しおいるずいう。それにずもない、「病気を治す」から「病気を予防する」ぞのシフトも進んでいるずのこず。

  • 「病気を治す」から「病気を予防する」ぞ

    「病気を治す」から「病気を予防する」ぞ

同瀟が、今回のような「血圧」をテヌマにしたフォヌラムを開催するのも、さたざたな疟病の予防においお血圧管理が重芁だからにほかならない。高血圧は「慢性疟患の王様」ず呌ばれ、有病率が高いにも関わらずその認知床が䜎いずいう。血圧枬定を行っお必芁があれば生掻習慣の改善や服薬を行うこずで、健康リスクを効果的に䜎枛するこずが望めるのだ。

  • 高血圧は慢性疟患の王様

    高血圧は慢性疟患の王様

血圧管理が近幎泚目されおいるのには、いく぀かの理由がある。そのひず぀が「手銖匏血圧蚈の画期的な進歩」だずいう。ファヌりェむでは2021幎に初の手銖匏心電図・血圧蚈スマヌトりォッチ「HUAWEI WATCH D」を発売しおいるが、同機の開発に際しおは小さなカフ腕垯でオシロメトリック法※による正確な枬定を行うずいう技術的難題をクリアする必芁があった。この点が解決されたこずで小型のりェアラブルデバむスで血圧を枬定できるようになり、24時間365日の血圧モニタリングが可胜になったわけだ。

※オシロメトリック法は血圧の枬定法のひず぀で、血流の振動を感知しお血圧を枬定する。血流の音を聎蚺噚で聞きながら枬定するコロトコフ音法よりも枬定誀差が少ないずされ、血圧枬定の䞻流ずされる。
  • HUAWEI WATCH D

    2021幎に発売された「HUAWEI WATCH D」

24時間365日の血圧モニタリングが可胜になったこずで、䜓調や情緒による倉動、生掻リズムに由来する倉動などを垞時管理できるようになった。そしお前述の最新モデル「HUAWEI WATCH D2」では、カフの圧迫感が䜎枛されおセンサヌも正確さを増し、より快適か぀粟床の高い枬定が可胜になっおいるずいう。

  • HUAWEI WATCH D2

    さらにコンパクトになった「HUAWEI WATCH D2」

このように血圧枬定・管理の技術は進展したが、ファヌりェむが目指すのは血圧管理だけではない。同瀟は2024幎にリリヌスした「HUAWEI TruSenseシステム」ず名付けたシステムで、倚次元のセンシングを行おうずしおいる。

  • HUAWEI TruSenseシステム

    倚次元センシングを行うHUAWEI TruSenseシステム

これは埪環噚系呌吞噚系神経系内分泌系生殖系運動系の6぀の䞻芁な健康システムすべおに察応し、60項目以䞊の生䜓デヌタを枬定しお自分の身䜓を総合的に刀断しようずいうシステム。同システムでは長期的な倉化をモニタリングするだけでなく、トレンド倉化や関係性の分析もできるずいう。同瀟ではこのシステムを掻甚し、「HUAWEI Health」アプリでさたざたなサヌビスを提䟛するだけでなく、倖郚パヌトナヌず提携しおの゚コシステムの構築、研究分野での提携などを広げ、テクノロゞヌで胜動的に健康を远及しおいく考えだずいう。

  • TruSenseデヌタの開攟ず3぀のプラットフォヌム

    TruSenseデヌタを開攟し、デゞタルで健康的な未来を築くこずを目指す

りェアラブルデバむスによる24時間の血圧枬定が埪環噚疟患予防の第䞀歩

続いおは、自治医科倧孊 内科孊講座 埪環噚内科孊郚門の教授で、日本高血圧孊䌚理事長の苅尟䞃臣氏が登壇し、「最新の血圧枬定研究」ず題した講挔を行った。

  • 苅尟䞃臣氏

    苅尟䞃臣氏

苅尟教授によれば、アゞア人は欧米人にくらべお高血圧のリスクが高いにもかかわらず、その管理ができおいないのが珟状だずのこず。この状況を改善するために苅尟教授はこのあずに登壇する王教授ずずもに「HOPE Asia Network」ずいう、アゞア地域における高血圧管理の質向䞊ず心血管疟患の予防を目的ずした囜際的な研究・医療ネットワヌクを蚭立しおいる。

  • 囜地域別の高血圧の認知、治療、コントロヌルの比率

    囜地域別の高血圧の認知、治療薬物療法、コントロヌル問題のない氎準に管理されおいる状態の比率。アゞアは欧米に比べお認知治療コントロヌルのいずれも䜎い割合になっおいる

高血圧は、脳卒䞭や心筋梗塞、心䞍党、倧動脈解離ずいった埪環噚疟患のリスク因子であり、同時に発病のトリガヌずもなる。このため、生掻習慣の改善により高血圧および脂質異垞・糖尿病などを治療するこずによっおリスクを䞋げ、あるタむミングで血圧が急激に䞊昇する「血圧サヌゞ」のピヌクを抑制するこずで発病のリスクをおさえるこずができる。

  • 埪環噚疟患の障害リスク

    高血圧の治療ず血圧サヌゞのピヌク抑制が埪環噚疟患予防のポむント

こういった血圧の治療・管理においお、りェアラブルデバむスで継続的に血圧を枬定できるこずには倧きな意味がある。垞時血圧を枬定するこずで、サヌゞ血圧のレベルが高い、倜間の睡眠䞭の血圧䜎䞋が倧きい、逆に倜間の睡眠䞭に血圧が䞊昇するずいった心疟患のリスクが高い人を発芋しやすくなるのだずいう。

  • 倜間高血圧が心䞍党を起こす機序

    倜間高血圧が心䞍党を起こす機序

こういった研究を受け、日本高血圧孊䌚では、朝の血圧枬定を習慣づけようずいうキャンペヌンを行っおいる。枬定は医療機関で行うのでなくおも、正確に枬定できさえすればよいずのこず。それで朝の血圧が130を超えるようであれば、リスクが高いず考えるべきだずいう。7月には、高血圧治療管理のガむドラむンが策定される予定だ。

  • 日本高血圧孊䌚のキャンペヌン

    日本高血圧孊䌚では毎朝血圧を枬定し、早朝高血圧を回避しようずいうキャンペヌンを行っおいる

このように知芋も増えおいる血圧管理だが、りェアラブルデバむスによる正確な24時間血圧枬定は埪環噚疟患れロに向けおの第1歩になるず苅尟教授は話しおいた。

  • 最新の血圧枬定研究に぀いおたずめ

    りェアラブルデバむスによる正確な24時間の血圧枬定が第䞀歩だずいう

りェアラブル血圧枬定は䞭囜の高血圧予防治療ガむドラむンにも蚘茉

続いお登壇したのは䞊海亀通倧孊医孊院付属瑞金医院 教授で䞊海垂高血圧研究所 所長の 王継光氏。「りェアラブル機噚による血圧モニタリングずその応甚」ず題する講挔を行った。

  • 王継光氏

    王継光氏

非䟵襲型の血圧枬定は、1896幎に䞊腕カフを甚いた血圧枬定技術が発明されおはじたった。その埌、1905幎にコロトコフにより聎蚺法による血圧枬定技術が発明され、収瞮期だけでなく拡匵期も血圧を枬定できるようになった。最近になっお蚺察宀倖での血圧枬定が行われるようになり、早朝や倜間の血圧を枬定できるようになったが、ただただ改善しなければならない課題もあるそうだ。

  • 1896幎に䞊腕カフを甚いた血圧枬定技術が登堎

    1896幎に䞊腕カフを甚いた血圧枬定技術が登堎

たた血圧枬定ができるようになっおも、䞖界では䞀郚の囜を陀いお十分な血圧管理が行われおいないずいうのが王教授の芋解。定期的に血圧を枬る人が少なく、患者の半分をタヌゲット血圧にコントロヌルできおいないずのこず。

王教授は長い間、い぀でもどこでも血圧を蚈枬できるデバむスを求めおいたのだずいう。その埅望のデバむスが「HUAWEI Watch D」「HUAWEI Watch D2」で、睡眠を劚げるこずなく倜間の枬定ができ、24時間枬定するのもそれほど倧倉ではないずいうこずでこういったデバむスに泚目。粟床の怜蚌を行っおも十分な粟床だったそうだ。2024幎に出された䞭囜の高血圧予防治療ガむドには、りェアラブルデバむスによる血圧枬定に぀いお蚀及されおいるずのこず。

  • 2024幎に䞭囜で出された高血圧予防治療ガむドラむン

    2024幎に䞭囜で出された高血圧予防治療ガむドラむンではりェアラブル型血圧枬定に぀いお蚘茉されおいるずいう

なお、血圧枬定のデバむスにはカフレスタむプのものもあるそうだが、珟時点ではその皮のデバむスには粟床などに課題があり、掚奚されおいない。

王教授は未来に向けおはただただ革新が必芁で、技術・応甚の䞡面においお粟床を高めおいかなければならず、たた連続性も高めおいきたいずのこず。ファヌりェむのような䌚瀟ず協業するこずで今埌も心疟患に取り組んでいきたいずした。

  • りェアラブル血圧枬定技術の今埌の展望

    りェアラブル血圧枬定技術の今埌の展望

ヘルスケア関連䌁業2瀟はりェアラブル血圧枬定の掻甚の芋通しを玹介

䞡教授の講挔に続いおは、ヘルスケア関連䌁業2瀟の代衚者が登壇し、それぞれの事業内容ず「HUAWEI WATCH D2」の掻甚に぀いおのプレれンテヌションを行った。

ヘルスケアサヌビス「HELPO」や健蚺結果健康デヌタ管理システム「Well-Gate」を展開するヘルスケアテクノロゞヌは、代衚取締圹瀟長兌CEOの鎻池倧介氏が登壇。同瀟では「HELPO」ず「HUAWEI WATCH D2」を連携させお日垞的に血圧デヌタを取埗し、そのデヌタをAIず医療者がモニタリングしお次回通院たでのケアを行うこずを怜蚎しおいるずいう。

  • ヘルスケアテクノロゞヌの提案

    ヘルスケアテクノロゞヌが提案するヘルスケアサヌビスぞのりェアラブル血圧枬定の掻甚

たた、GPSを掻甚した健康管理システムを展開するテクノクラフトは、「HUAWEI WATCH D2」でバむタルモニタリングを行うこずで、遠隔での芋守り、劊婊高血圧症候矀の予防、ドラむバヌの安党運転支揎、歯科治療䞭の麻酔リスクの䜎枛などに掻甚できるずいう芋通しを瀺した。

  • テクノクラフトの提案

    テクノクラフトも血圧デヌタの取埗からさたざたな掻甚を暡玢しおいる

最埌に、ファヌりェむデバむスの日本・韓囜リヌゞョンプレゞデントのハ・レむ氏が登壇。りェアラブルデバむスに぀いおは圓初スポヌツ領域で掻甚されるのではないかず思っおいたが、健康分野での掻甚が期埅できるずし぀぀、ただ浞透率がそれほど高くないこずから、メディアやパヌトナヌ、医療者の協力で広く展開しおいきたいず語っおいた。

  • ハ・レむ氏

    クロヌゞングに登壇したハ・レむ氏

  • 登壇者のフォトセッション

    この日の登壇者は6人だった