シャオミ・ジャパンは2月12日、日本初投入となる「POCO X」シリーズのスマートフォン新製品「POCO X7 Pro」の販売を開始した。
「POCO X7 Pro」は1月9日にグローバル発表された「POCO X7」シリーズの上位モデルにあたる製品。日本国内で「POCO」ブランドの製品は“フラッグシップキラー”とされる「POCO F」シリーズが展開されてきたが、ミドルハイクラスという位置付けの「POCO X」シリーズはこの「POCO X7 Pro」で初の国内投入となる。
国内でもグローバルモデルと同じく、メモリ8GB/ストレージ256GBとメモリ12GB/ストレージ512GBの2通りの構成が選択でき、ブラック/グリーン/イエローの3色が用意される。市場想定価格は8GB/256GBモデルが49,980円、12GB/512GBモデルが59,980円。販路としては、Xiaomi公式サイト(mi.com)/Xiaomi公式 楽天市場店/Amazon.co.jp/ビックカメラ/ヤマダデンキ/ヨドバシカメラといったECサイト・家電量販店に加え、MVNOのイオンモバイルとHISモバイルが取り扱う(HISモバイルは8GB/256GBモデルのみ)。
上記の販路のうち、Xiaomi公式サイト(mi.com)/Xiaomi公式 楽天市場店では、それぞれのECサイトで使える2,000円分のクーポンをプレゼントする早割キャンペーンを実施する。Amazon.co.jpでも、「POCO X7 Pro」と同時に別のXiaomi製品を購入すると、そのXiaomi製品で2,000円の割引を受けられる。
SoCはMediaTek Dimensity 8400-Ultraを搭載。「POCO F6」シリーズでも搭載されていた「WildBoost Optimization 3.0」により、ゲームプレイ中のフレームレート安定化、電力効率の最適化などを行うほか、冷却システム「LiquidCool Technology 4.0」との連携で長時間のゲームプレイでも安定したパフォーマンスを発揮できる。
6,000mAhの大型バッテリーは90Wハイパーチャージに対応。急速充電対応のACアダプターも同梱されており、約42分で100%まで充電できる。1,600回の充電サイクル後も80%の容量を維持する長寿命設計もありがたい。
ディスプレイは6.67インチ。最大輝度3,200nits、リフレッシュレート最大120Hzに対応する。ウェットタッチテクノロジーにより、濡れた手でも快適に操作できる。防水・防塵についても、POCOシリーズとしては初めてIP68に対応する。
カメラは約5,000万画素のメインカメラと約800万画素の超広角カメラの2眼構成。メインカメラは、F1.5の明るいレンズで、光学式手ブレ補正も搭載する。AI消しゴムPro/AI画像拡張といった機能も利用でき、写真撮影を楽しめる。フロントカメラも約2,000万画素と高精細だ。
発表当日の2月12日20時からはYouTubeでの発売記念配信を行う。これに合わせ、配信中にXiaomi公式サイト(mi.com)で「POCO X7 Pro」を購入した人に「Redmi Buds 6 Active」をプレゼントする企画が実施される。
- カラー:ブラック/グリーン/イエロー
- OS:Android 15(Xiaomi HyperOS 2)
- CPU:MediaTek Dimensity 8400-Ultra
- 内蔵メモリ:8GB/12GB
- ストレージ:256GB/512GB
- ディスプレイ:約6.67インチ 有機EL AMOLED(2,712×1,220ドット、リフレッシュレート最大120Hz)
- SIM:nanoSIM×2
- アウトカメラ:メイン約5,000万画素(光学式手ブレ補正搭載)+超広角約800万画素
- インカメラ:約2,000万画素
- Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax(Wi-Fi 6)
- Bluetooth:バージョン6.0
- バッテリー容量:6,000mAh
- 防水/防塵:IP68
- 生体認証:ディスプレイ指紋認証/顔認証
- その他の機能:NFC対応
- インタフェース:USB Type-C
- サイズ/重さ(ブラック/グリーン):約160.75×75.24×8.29mm、195g
- サイズ/重さ(イエロー):約160.75×75.24×8.43mm、198g