米Microsoftは1月21日(現地時間)、Windows 11のMicrosoft Edgeブラウザの安定版で「Microsoft Edge ゲームアシスト」(プレビュー)の提供を開始した。ゲームアシストは、ゲーム中にWEBブラウジングをスムーズに行えるようにし、プレイ中に攻略のヒントやガイドを提案してユーザーを支援する。
ゲームアシストは、バージョン132以上のEdge安定版でサポートされる。使用を開始するには、Edgeの[設定]で「ゲームアシスト」を検索し、「ゲームアシスト(プレビュー)」のウイジェットをインストールする。その後、Windows 11のゲームバーを起動(Win+[G])すると、ゲームアシストにアクセス可能となる。
Microsoftによれば、PCゲーマーの88%がプレイ中にゲーム関連の情報を調べたり、チャットや音楽を楽しむためにブラウザを使用している。しかし、これらの操作は通常、ゲーム画面から離れる必要があり、マルチモニター環境でない場合には煩雑になる。
ゲームアシストはオーバーレイ形式で表示され、画面の必要最小限のスペースでブラウザを利用できる。これにより、攻略ガイドを参照しながらゲームを続行することが可能である。また、Edgeブラウザとお気に入りや履歴、Cookieといったデータを共有するため、Discord、Twitch、Spotifyといったサービスの利用において再度ログインする手間が省ける。ウィジェットには、Xbox Social、Spotify、Teams、スクリーンショットやキャプチャ機能、オーディオ設定、システム パフォーマンス監視など、多彩なゲーム ユーティリティが含まれている。
対応ゲームでは、ゲームアシストが関連情報を調べ、プレイ中にヒントやガイド、その他のヘルプなど、役立つリソースを提供する。今回のアップデートで新たに5タイトルが追加され、対応ゲームは以下の通りである。
Baldur's Gate 3、ディアブロ IV、ドラゴンエイジ: ヴェイルの守護者、フォートナイト、インディ・ジョーンズ/大いなる円環、Senua’s Saga:Hellblade II、リーグ・オブ・レジェンド、マーベル・ライバルズ、メタファー:リファンタジオ、 Minecraft、オーバーウォッチ2、Roblox、S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl、VALORANT