シャオミは2024年11月23日、ランニングイベント「Xiaomi POP RUN JAPAN 2024」を開催しました。このイベントは世界の様々な国や地域で開催され、ランニングにおけるスマートウォッチやスマートバンドの活用方法を知ってもらい、グループで走ることの楽しさを体験してもらうことを目的に行われています。
昨年の第1回は20名規模でしたが、今年は大幅に規模を拡大。838人の応募から抽選で選ばれた104人が参加し、神奈川県川崎市の等々力陸上競技場でトークショーやランニングを楽しみました。その様子をご紹介します。
最新スマートバンド「Smart Band 9」をその場で試せる
イベントは18時30分からスタート。参加者は受付時にシャオミの新型スマートバンド「Smart Band 9」やオリジナルTシャツ、オリジナルランニング用バッグなどのプレゼントを受け取ります。
「Xiaomi POP RUN JAPAN 2024」の魅力は、最新のスマートバンドを装着してランニングを行い、そのデータを確認できること。トークショーの会場には設定手順が書かれた資料が置かれていて、参加者らは早速、スマートバンドとスマホを連携したり、「Mi Fitness」アプリを登録してセットアップしていました。
トークショーのMCは、フリーアナウンサーの長谷川朋加さんが担当。自称“日本一走るアナウンサー”としてランニングの活動にも力を入れています。ゲストは吉本興業のお笑い芸人のがんばれゆうすけさん。ランナーズというコンビで活躍し、東洋大学在学中に箱根駅伝のメンバーとなった経験があります。そしてシャオミからはランニングやロードバイクが趣味の安達晃彦さん(シャオミ・ジャパン プロダクト本部 本部長)が登壇。まず「Smart Band 9」について説明を行いました。
「Smart Band 9」(5,480円)はシャオミのSmart Bandシリーズ史上最も美しいAMOLEDディスプレイで明るい屋外でも見えやすく、150以上のスポーツに対応しています。
「最大21日間とバッテリー持ちが良いので、ランニングだけでなく、睡眠などのヘルストラッキングに活用してほしいですね。ストラップの種類も多いので、シーンに合わせて利用できます。Band 9自体にはGPSのトラッキング機能が無いので、ランニング時にスマホが必要になるのですが、常にスマホを持ち歩く方は多いので、影響は少ないのかなと思います。『Smart Band 9 Pro』(9,280円)はGPS搭載なので、ステップアップしてもらうのも良いかと思います」と安達さん。
「Smart Band 9」を使った感想は? データ計測と軽さが好印象
第1部のトークセッションでは、「Smart Band 9」の機能と、10.95mmというスリムさ、15.8gの軽さについて話がはずみました。
長谷川さん 「ゆうすけさんは今回、初めてSmart Band 9をお使いになられたと思います。いかがでした?」
ゆうすけさん 「これまでは必要性が感じられず、手を出してこなかったのですが、今回、使ってみてこれほどバイタルデータが正確に計測できることに驚きました。走った後の心拍数やストレスチェック、睡眠の質についても新たな発見がありました」
長谷川さん 「私は使ってみてすごく軽いと思いました。パソコンを打つ時、意外と腕時計が気になったりするのですが、Smart Band 9は全く気になりませんでした。ランニングの時もそうですが、日常生活でもストレスなく利用できました。ストラップを交換するとファッショナブルに使えるので、ランニングと日常でシームレスに使えるのがすごくいいと思いました」
安達さん 「Smart Band 9はスリムなので、ビジネスマンの方が長袖のワイシャツを着た時に、袖に影響しないのがいいと好評です。シンプルなデザインなので、どんな服装でも合いやすいとも言っていただいています。ランニングウォッチを付けたまま寝るのはちょっと不自然な感じがありますよね。でもSmart Band 9なら違和感なく睡眠できます。それに睡眠データを分析することで、同じ睡眠タイプの動物を教えてくれるんですよ」
ゆうすけさん 「そうそう。7日間の睡眠データを調べて、何タイプか教えてくれるんですよね。時々、タイプが変わったりして、面白かったです」
安達さん 「7日間だと充電せずに使っていただけます。バッテリー持ちが良すぎて、充電するのを忘れてしまうくらいです(笑)」
ゆうすけさん 「ホーム画面の壁紙がいろいろな種類から選べるのも楽しかったです。今はカラフルなイルカの絵の壁紙にしています。スマホで音楽再生している時も、手元で操作できるのが便利でした」
長谷川さん 「Mi Fitnessアプリで好きな壁紙をダウンロードして、Smart Band 9に簡単に同期することができます。1ヵ月ごとなど定期的に変更して、ぜひいろいろ試してみてもらいたいと思います」
ゆうすけさん 「僕はランニングのデータを『STRAVA』というアプリで管理しているのですが、Mi FitnessアプリからSTRAVAにデータを直接連携できるのも便利でした」
長谷川さん 「走った距離やペース、どのコースを走ったなどのランニングデータは、ランナーのモチベーションに繋がりますよね。皆さんにもこの後、実際に走っていただいて、ぜひこの魅力を体感していただければと思います」
「Smart Band 9」を使って陸上競技場をランニング
第2部のランニングセッションでは、ゆうすけさんを見本にみんなでストレッチを行い、ランニングフォームのレクチャーを受けます。その後、1km5分ペースのエキスパート、1km6分ペースのビギナー、1km7分半ペースのファンランの3つのチームに分かれて、陸上競技場のトラックを5周して、約2kmのランニングを行いました。
各グループのペースランナーは、ランニングアドバイザーの森野麻美さん、モデルの佐野千晃さん、モデル兼ランニングアドバイザーの室伏杏花里さん、元Honda陸上競技部所属の田口雅也さん、大学生市民ランナーの鍵山光琉さんの5人のインフルエンサーが務めました。
ランニング後、Smart Band 9を使った心拍数クイズを行い、正解者6人には耳をふさがないオープン型でランニングにおすすめのワイヤレスイヤホン「Xiaomi OpenWear Stere」がプレゼントされました。また、参加者全員にメダルが授与され、最後は記念撮影を行って締め括りました。
陸上競技場でのランニングは、なかなかできない貴重な経験。筆者も1周だけファンランに参加したのですが、ライトアップされたトラックや競技場は華やかな印象で、特別なランニングをしている気分になりました。
「Xiaomi POP RUN」は海外では1,000人規模で開催されているところもあるそうです。今後、ますます大きなイベントに成長していきそう。来年の開催にも期待したいと思います。