シャープは10月7日に「AQUOS」シリーズ用の「伝言アシスタント/簡易留守録(通話音声・伝言メモ)」アプリをアップデートし、生成AI機能搭載の「AQUOS R9」の留守番電話要約機能で中国語/インドネシア語に対応したことをアナウンスした。

5月に発表7月に発売となった「AQUOS R9」は、生成AIを活用したさまざまな機能を搭載していることを特徴としている。そのAI機能のひとつが伝言アシスタント機能で、着信時に電話に応答できない場合、オンデバイスAIによるアシスタントがかわりに自動音声で対応し、相手が残した音声メッセージをテキスト化してくれるというもの。

これまで同機能は日本語/英語への対応となっていたが、今回のアップデートで中国語/インドネシア語が対応言語に加わり、4言語で利用できるようになった。

「伝言アシスタント/簡易留守録(通話音声・伝言メモ)」アプリはGoogle Playストアから配信されており、新機能を利用するには最新版へのアップデートが必要。同アプリは「AQUOS」旧機種でも利用できるが、2024年10月8日時点でAIによる伝言アシスタントが利用できるのは「AQUOS R9」のみとなっている。

  • 伝言アシスタントの利用イメージ1

    伝言アシスタント機能の利用の流れ(以下4点の写真は小山安博氏による撮影)。着信時に応答できない場合は、「代わりに聞いときます」をタップする

  • 伝言アシスタントの利用イメージ2

    自動音声が流れ、相手がメッセージを残す

  • 伝言アシスタントの利用イメージ3

    しばらく待つと通知があり、それをタップすると要約が表示される

  • 伝言アシスタントの利用イメージ4

    メッセージ全文の確認も可能

7月に開催された製品体験会の際の伝言アシスタント機能の実演