2024年2月に打ち上げに成功した、国産の大型ロケット「H3」2号機。8K映像と立体音響による発射ドキュメント番組を楽しめ、JAXAのエンジニアとNHKの担当ディレクターによる打ち上げ成功の舞台裏トークも聞けるイベントが、日本科学未来館で8月3日に開催される。参加無料だが、事前申し込みが必要。
日本にとって30年ぶりとなる新型ロケット「H3」だが、10年にわたる開発は苦難が続き、2023年の1号機打ち上げ失敗は社会に大きな衝撃を与えた。日本放送協会(NHK)は4年前から開発現場に密着し、初号機の失敗と原因究明、2号機の打ち上げ成功までをつぶさに記録。今回のイベントでその舞台裏を明かす。
イベント名は「8K高精細大画面で見る! JAXAエンジニアに聞く! H3ロケットプロジェクト」。主催はNHK。出演者は、JAXA H3ロケット班 班長の森茂氏、番組ディレクターの小池田由紀氏。司会はNHKアナウンサーの浅井理氏が務める。主なイベント内容は以下の通り。
- 8K番組映像によるロケット発射密着ドキュメント
- JAXAエンジニアと番組ディレクターの舞台裏スペシャルトーク
- 質問コーナー(どうすればロケット開発者になれるの? など)
開催日時は、8月3日の12時〜13時30分と、同日14時30分〜16時の計2回で、内容はどちらも共通。会場は東京・お台場の日本科学未来館 7階 未来館ホール(所在地:東京都江東区青海2丁目3番6号)。
参加費は無料だが、NHKのイベントページから事前に申し込む必要があり、応募締切は7月16日午後11時59分。応募多数の場合は抽選となり、当選者には当選通知メールを7月25日午後1時以降に送付。当選1件につき3人まで入場できる。落選した人には、同日午後3時以降にメールでその旨を通知する。詳細はNHKのイベントページを参照のこと。
NHKでは同イベントの関連番組として、7月28日午後7時から「新型H3ロケット エンジニアたち10年の闘い(仮)」をBS8Kで放送予定。なお、今回のイベントの放送は予定していない。