ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、会社の人員全体のおよそ8%にあたる約900名の削減に着手する計画を発表した。対象となるのは、米州、欧州、日本およびその他のアジアパシフィックを含むすべての地域の社員。PlayStation Studiosも含まれる。
「SIE.Blog」にて発表されたもので、社内向けのメールについても公開された。そこには、「過去数ヶ月にわたり、SIEを取り巻く経済的な状況や、製品の開発、発売、販売におけるプロセスの変化、そして目まぐるしく変化する業界で組織の将来をいかに確かなものにしていくかについて議論を重ねた結果、事業の構造改革を行うことにした」と記載されている。
今回の構造改革により経営資源を合理化することで、「SIEの持続的な成長を実現させ、ゲームファンやクリエイターの皆さんが私たちに期待する体験を届け続けることを目指す」という。
そのほか、「PlayStation StudiosのひとつであるLondon Studioの解散」「同じくPlayStation StudiosのひとつであるFirespriteでの人員削減」「日本では、社員のSIE社外への転進に向けた『ネクストキャリアサポートプログラム』を提供」など、地域ごとの具体的な内容についても触れられていた。