流れている曲の名前を調べるといえば「Shazam(シャザム)」です。コントロールセンターから起動して音波を分析し、インターネット上の曲情報データベースに問い合わせる機能で、Apple Musicに該当する曲があるかどうかも確認することができます。

かつてShazamは内蔵マイクで集音しなければ音波を分析できませんでしたが、2023年7月のアップデート以降アプリで再生中の曲も対象にくわわりました。「YouTube」や「TikTok」などのサードパーティ製品を含め、アプリ上で流れている曲もSahazamを起動すれば調べることが可能です。

さらに2024年1月以降は、ヘッドホン/イヤホンで聴く曲も対象になりました。Bluetooth接続している場合も含まれるため、iPhone上で再生するほとんどの曲がShazamで調べる対象となるわけです。

たとえば、iPhoneに転送した曲名不明の音楽ファイルを再生しているときには、再生に使うアプリがどのようなものであっても、音声出力先がBluetooth接続のヘッドホン/イヤホンであっても、再生中にコントロールセンターからShazamを起動すれば曲名を調べられます。

音楽ストリーミングアプリで流れる曲の名前がわからないという事態は考えにくいものの、YouTubeにアップロードされている長尺ライブ映像の曲名など、サービスによっては曲名不明のままやり過ごしていたこともあったはず。これからは、すぐにShazamを起動すれば、もやもやした気持ちを引きずらずにすむかもしれませんよ?

  • イヤホンで聴いている曲でも「Shazam」で調べられるようになりました